今年はいつもと違った8月
暑い夏
そんな日はアイス日和
毎年誕生月には31アイスから1個分の無料クーポンがメールで届いた。
今年は何食べようかなと考えながらクーポンをしっかり読んだら、そこには驚きの文言が書かれていた。
一個買うと一個無料という、かの有名な珈琲屋さんが行っていた特別感のあるサービスと同じ様な内容。
やはりコロナが影響しているんですかね。
バースデープレゼント🍨のアイスは密かな楽しみでもあった。
あーまたひとつ年を取る。何だかんだ無事に一年過ごせて良かった。
これから一年どんな風に過ごそうかなと考えるちょっとした区切りにもなっていたし、私の大切な年間行事のひとつに定着していたのである。
やはり無料のアイスには荷が重かったのかなあ。
気持ちを切り替えケーキ🍰を買いに出かけた。
ケーキ!ケーキ!
何とした事か❗️
ケーキ屋が夏休みなのかドアは閉ざされ。
店内の焼き菓子達には白い布が被せられていた。
開けておくれよ🥲
万が一奇跡が起きて店内に明かりが灯るかと休みの日が書かれた紙を見ながら時間を稼いだが、そんな夢のような事が起こるはずがない。
パティシエさんも従業員さんも休みたいよね。
分かったよ。
日を改めます。がっくりこ。
でも、今日食べたかったし、明日になれば今日程食べたいって思わないかもしれない。
今日は空振り日和だと、ケーキを求めて彷徨う事は潔く諦めて、スーパーの棚に鎮座していたモンブランを買った。
和栗🌰のモンブランとイタリア栗🌰のモンブランが
「さあ、私にするの?それともお隣にするの?」みたいに並んでいた。
姿はイタリアがかっこよかったけれど、今日はそういう理由で選んじゃ駄目だと考えた私は質素な色の和栗クリームの上にチラチラと黒胡麻が振ってある地味な和栗さんに決めました。
和栗とイタリア栗を食べ比べせず、和栗だけ❗️の味は美味しかった。
あーなんて、つましい清い感じなんだ。
でも、ノブナカなんなんの「人情食堂」を見ながら、返す返すも(あーなんでケーキ屋休みだったんだ。人情だよ。人情。)と未練たらたらの恨み言を呟く。
年齢が変わる大切な日の心の薄汚れた私でした。
来年は
ドアが開かぬ日
ググらねば
今日の悔しさ忘れてなければ