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Pepper君

娘が細菌性肺炎になり救急車で運ばれました。
最初5歳の孫が発熱。小児科医曰く「変な風邪が流行っている。○○幼稚園の子ばかりです(孫が通っている幼稚園)」何だろうね。確かに厄介な感じと娘も話していた。その内下の孫、そして娘へと繋がった。こんなバトンは要らないのに。

私が住んでいる所も毎日救急車のサイレンが鳴っていて、近くの横断歩道を通る頻度が多い。直ぐに青から赤になる信号なので救急車が来ると次の青まで3分待たないといけない。
3分って短いのに待っていると長く感じる。
通るなら早く〜と思いながら信号待ちしていたけれど、まさか娘が救急車で運ばれ、おそらくこの横断歩道を通っただろうと思うと反省しました。

気管支が弱い娘だから余計に心配で、息が苦しそうで喋れず歩けず、酸素濃度も低く、こちらは早く病院へと思うけれど、救急隊員さんの方も段取りがあるようでじっと我慢。
怒鳴られる事も多いだろうと容易に想像が出来る。
ひとりが受け入れ病院を手配している間、2人は娘の様子を見ている様子。兎に角有難い。感謝でした。

そうしている間、孫たちは「ここに(インフルエンザの注射)ちゅうしゃした。いたかった、ないた」と腕捲りして見せてくる。

「どうしてきゅうきゅうのひとはここにこれたの?」
「どうしてママははこばれていったの?」
5歳の孫の頭は大混乱。

体が弱っていた所に孫たちの風邪をもらったのでしょう、娘の左肺は真っ白、咳で背中の肋骨が折れていたそうだ。

昨日義理息子さん、孫たちと病院へ行った。
孫姫はママに書いたお手紙を携えて。
でも入院棟へはコロナ対策で面会は出来ない。
「○○ちゃん(弟)がうまれたときはあえたのに、どうしてママにあえないの?ママにあいたい」
「ママはどこにいるの?」
「ねてるの?どんなところにねてるの?」
「ママごはんたべたかな?」
次から次の質問攻め。

救急車搬入口で横になって救急処置の訓練をしている所を見たり、演奏者がいないピアノが曲を奏でているのを不思議そうに見たり。その様が可愛くて、その分尚更(ママ元気になって!)と私は心で訴えたのでした。
義理息子さんが入院手続き中、孫たちと受付の所にいた「Pepper君」に話しかけた。性別聞いてないのに「セイベツハオコタエデキマセン」と返事。
2人の孫たちが途端に「こわい、こわい」と泣き出す始末。

「メガアオイロニカワッタラハナシカケテクダサイ」

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