また、桜の国で
須賀しのぶ 著📖
「また、桜の国で」読みました。
須賀しのぶさんの小説は、やはり好みです。
何でしょうか。要所要所に音があって絵が見える。おさえてくるというか、印象的で心に残る。
497P、ぎっしり字が詰まっているけれど飽きない。
ウクライナ情勢が毎日ニュースで報道されている今、複雑な思いでページを捲りました。
何ヵ所か心に残る文があった。
「国を愛する心は、人が持つあらゆる善き感情と同じように、思いやることから始まり、信頼と尊敬で培われていくもの」という内容のところはグッときました。
ショパンの「革命のエチュード」が流れる小説でした。
さて、次は何を読もうかな。