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砂漠雑感#103 戦後日本の病理とユダヤ人④
民主主義は、戦後における絶対的な善として捉えられているが、民主主義とは一体何か。一人一票にどれだけの価値があるか。結局は現在の選挙制度では、組織票が勝つ。若者が、自分が投票したって、何も変わらない、というのも一理ある。日本には、現在、兵役も無く、個人レベルで、武装経験も無いので反乱を起こして抵抗する術を知らない。やはり選挙での投票行動で意思を示す以外にない。しかし、腹黒い政治屋は、選挙で勝つ方法を知悉している。利権化によって集票システムを作れば通常は当選できる。国会に戻ってきてほしくない政治屋がなぜか戻ってくるのは忌々しい。(コウロキ太郎や稲田朋美、広島県選出の前首相他)
著者曰く、「民主主義の精神的支柱である日本国憲法の中には、民主主義という語句が全く発見できない(中略)この憲法を形容する時は必ず、民主主義、民主的といった言葉で飾られているではないか。このように考えてくると、民主主義とは何も実体のない虚構概念かまたは他の虚構論理の目かくし役でも与えられているのはなかろうかという疑問が生じる。
この言葉は、啓蒙思想家西周が、デモクラシーを翻訳したものだが、「(一票に意味はないが)でも、暮らしいい」というのが本音ではある。
話をユダヤ人に戻す。
曰く「ルーズベルトは正真正銘のユダヤ人である。このようなユダヤ人と諜者(agent)といっている。マルクスも(クリスチャンへの)改宗後は、この諜者である。この諜者というのは、ユダヤ民族の遠大な計画のため表面上は、改宗したことにし、従って、ルーズベルトの常に口にする如くクリスチャンになるわけである。しかし本質的には、従前以上の強固なユダヤ教徒になるのを常とした。陸軍中野学校の卒業生が戸籍上死亡したことにして、特殊な任務についたのと似ているルーズベルトの家系は、後述する如く、ユダヤ系であった。このような名門のユダヤ家系の中から改宗者が出た場合は、諜者となる場合が多い」(P210)
「ルーズベルトの取り巻き連の中で、特に顕著なことは、俗流ラジカルといわれるユダヤ人マルクス主義者群である。その代表格がウイーン生まれのフェリックス・フランクフルタ―である。彼は1882年ウイーンに生まれ、12歳の時渡米しており、1906年、ハーバード大学で法学士号を取って政界入りし、検事総長特別補佐、陸軍省法律顧問等を経て、1920年最高裁判事に任命されるまでハーバード大学教授であった。(中略)ユダヤ人学生を卒業後、政府内の枢要な地位に推薦することに努力していた。(中略)当時、9名の最高裁判事の中の2人までをユダヤ人に占めさせたことは重大な意義があったのである。もうひとりに最高裁判事ブランダイスも、ルーズベルトの私的アドバイザーである。彼は全世界シオン賢人会の会員であった。日本国憲法の事実上の草案作成者で現在、ニューヨークで弁護士をしているケーディスは、これら2人のユダヤ系法曹人の弟子である」
バーナードバルークも登場する(P214)。
「兵器産業の大立者であり、第一次大戦にアメリカが参戦したのもこのバルークの力が真に大きいのである。(中略)第二次大戦中は、原爆製造に尽力した。(中略)アメリカのユダヤ人では最大の権力者といえよう」
ここで登場するユダヤ人は、アメリカのためではなく、あくまでユダヤ人のために動いていた、ということが重要だ。この構造は、現在も変わっておらず、トランプ大統領のアメリカファーストも、この文脈において本質的な意味があると考えられる。アメリカのいわゆるディープステイトは、アメリカに忠誠を誓っておらず、アメリカという国の中に巣くっている恐るべき集団だ。
日本の悲劇、惨劇は、アメリカを支配したユダヤ人によって齎されたと言わざるを得ない。
広島に核攻撃を行ったB29に書かれていたENOLA GAYとは何かを筆者が語っている。これはイディッシュ語(中東欧で使われいたヘブライ語、ロシア語、ドイツ語の混血語であるユダヤ人の言語)で、なんと意味は、「天皇を屠れ」であると言う。
エノラ・ゲイについては、林千勝氏の最近の著書でも説明が出ている。
「エノラ・ゲイとは、米国陸軍航軍第509混成部隊第393爆撃戦隊所属のボーイングB29、原爆投下用改造爆撃機の通称です。1945年8月6日、広島に原爆リトルボーイを投下したことで知られています。ちなみにこの通称は、パイロットのポール・ティペッツ大佐の母親であるエノラ・ゲイ・ティペッツにちなんで命名されたもので、非人道性を覆い隠し、パイロットの指揮を鼓舞する目的がありました」(「原爆は『日本人』へ20数発投下せよ!米英の極秘覚書が明かす原爆投下の真相」 経営科学出版 P153 )これは表向きの一般的な解説と思われる。
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「ユダヤ勢力が君主制を国家破壊のため非常に重要な第一段階と考えている(中略)第一次大戦でロシア、ドイツ、オーストリー・ハンガリーの三大王冠を射落とした後、残るのは日本の『天皇制』であった(中略)いよいよ最後の目的を達しようとするわけである」(P231 )
この攻撃は、さまざま形で現在も続いている。戦後最悪の岸田政権、そしてさらに劣化した石破政権の下で、日本への攻撃はさらに激化しており、日本が直面している危機はおそらく日露戦争前夜に近いレベル、あるいはそれ以上にあるともいえるのではないだろうか。
この珠玉の著書は、訳者が語っている通り、戦後病理を解明する一助となっている。安倍総理暗殺後の日本政治は、この戦後病理の闇を明るみに出した。そして、残念ながら、日本を益々破壊する方向に動いている。
どうすれば、日本を救えるのか。我々に残された時間は少ない。