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【ChiroのNZ進学】南半球大学生の夏休みと雑談。


ちなみに、表紙の写真私が撮ったやつね😏



さておき、ブドウ畑で働いていると

脳みそはずーーっとブランコをこいているので

色々と思いを巡らせる時間になります。


忘れぬうちに、色々書いておこっと。



今日の随筆のお供はNujabesさんのプレイリストです。




〈第一話〉コンドームをそっと渡せる人になりたい


思い出は2023年3月に遡ります。

デンマークはフォルケホイスコーレへ行っていた時。



当時、イイ感じの関係だった方。 Aさん

私は6ヶ月間フォルケにいましたが、そのAさんは3ヶ月間のみ。

1月から始まったセミスターも、イースター休み前の3月末に終わりを迎え、
一区切りがつく、別れの時期でもありました。


セミスターが終わるということは、パーティーがあるもの。

パーティーがあるということは、
お酒も入り一足も二足も浮き足立っているものです。


Aさんとその後一緒に過ごす。 そんな流れになった時、

わたくしChiroは大変なことに気づきました。


コンドームを切らしてる。。。



私の愚かさを詫びたいのは山々なのですが、それは一旦置いておいて。
それをパーティー直後にAさんに打ち明けました。



Chiro:    あぁー…  やばゴムきらしてるかも。
Aさん:   ありゃ んー

Aさん:   そしたらR先生にもらってきなよ😁!




最初は冗談を言っているのかと思いました。

でも案外ジョークを言っているのではなく、ホントだったようで

というのもR先生の授業で、
「もしコンドームの持ち合わせがなかったらオレのところに来い!!!」
と言っていたらしく、

AさんはR先生の授業をとっていたので、そのことを思い出したようでした。




、、、という話を聞いた私は、

恥ずかしさと情けなさが心を騒がせ、

R先生の元へ行くか行かないか30秒くらい葛藤したのちに

Aさんに「大丈夫!言ってきなよ〜」と半分面白がられながら背中を押してもらい

意を決してR先生の元へ行きました



Chiro:  R先生。ちょっと。。。
R先生:  なんだなんだ
Chiro:  耳貸してもらってもいいですか。。。
R先生:  (屈んでくれる)
Chiro:  Could you give me some condoms…?
R先生:  いくつ要るんだ?
Chiro:  一応4つくらい。。
R先生:  4つも?!
      まぁいい、ちょっと待ってろ。




いやぁまじで緊張しました。

待ち時間は、なぜか背筋が伸びる。

Aさんは相変わらずニヤニヤしてる。



ズンズンと大股で戻ってきたR先生は
「ハグをするぞ。」
と一言。


困惑しながらハグをすると耳元から

「今からお前の右ポケットにコンドームを入れる。」
「いい時間を過ごすんだぞ。」

と小声で囁き


右ポケットには何かが置かれた感触が。

背中をバンっと叩き、ウインクをして去っていきました。









あの経験以降、必ずコンドームを2つ以上持ち運ぶように心がけています。


一つは自分用。

もう一つは、誰かに渡す用。


きっと誰かも、私のような状況になることがあるかもしれないし

その時に、そっと渡せるような大人でいたいなぁ

R先生が分け与えてくれたあのコンドームを

今度は私が誰かへ渡す番。


もし(ないとは思うけど)私が高校教師になって
高校三年生の担任を受け持つことになったら

クラス全員にコンドームを二つずつ配布したい。


自分用と誰か用。

そんな「プラス1」のコンドームが世界を救うかもしれない。



おしまい笑。








〈第二話〉フッ軽から見えた新たな景色




なんでもない土曜日の午後4時すぎ


同じ大学で博士号をしているS君からLINEが来た。

S君「今から夜中まで暇だったりしない?」


ムーーーーーー。
これはなんだろうか。


私「暇っちゃ暇ですよー」


確かにその瞬間は暇ではあったが
実はその日室内プールへ泳ぎに行っており
そんなにフルパワーであったわけではない。
だから、そんなにはっちゃけたこと(夜中まで飲みに行くとか)は
ちょっとできない。うん。
そんなことを誘われたら断ろう。

そんなことを腹でしゃべりながら。



S君「ふくみがある!」


ばれた!!!

手強い相手だ。。


間髪入れずに

「弾丸テカポしない?」


は?
って言っちゃいましたよね、ベットの上で。


違うベクトルではっちゃけてやがる。



すでに16時過ぎ。テカポまでは片道2時間半だとすると、17時に出た場合20時前に着いてちょっと散歩とかしたら21時くらいになってそこから帰ったら深夜12時くらい。でもS君だけが運転するのは危ないだろうから私もするとして、いや運転できるか?疲れてはいるけどもできないこともない。でももうすぐホームステイの晩御飯の時間。ホストマザーになんて言おう。てかそもそもそんなテカポに半日で行くもんなのか?ましてやすでに夕方。



結論が自分では出せないまま、とりあえずリビングルームへ向かう。

こういう時は、誰かにシェアしてみるものなのだ。


ホストファザーとマザーに一通り説明した。

マザーは苦笑い。
ファザーは行けんじゃねって顔してる。


あのLINEの衝撃からの興奮を少し落ち着かせる。


まぁ明日日曜日だし、いいんじゃね?!

という、アドレナリンが出る結論が頭をよぎり

またよりぎ、埋め尽くされた。


ここまで8分。


すでに私の脳みそは、

シャワーを急いで浴びよう。
何を持っていこうか。
カメラの充電とストレージはあるかな?

に切り替わっていた。




17時40分 Lincolnを出発した。

車にはS君の友人で、ニュージーランドにワーホリできていたK君がいて

初めましてではあったけども、道中はいろんな話で盛り上がった。


20時30分ごろ テカポ湖へ到着。

かろうじて咲いていたルピナスを画角に入れて
散歩。

景色を見てボーっとする。


周辺を歩いて、トイレに行ってお土産を買って

ハンバーガー屋さんを尻目に車に乗った

21時45分ごろ。



実にLincolnを出発して

たったの4時間でテカポを堪能した。


深夜の0時30分に家の前に落としてもらった。

S君とK君は、きっと1時くらいに家に着いたんだろう。



その日の夜に、運転をしながら思ったこと。

  1. 「何かをしない障壁」は、自分にあるということ。

  2. ちょっと無理するくらいがいいということ。

  3. テカポ湖は近いということ。



ちゃんちゃん。

S君誘ってくれてありがとうございました:)








〈第三話〉ワインファームをクビにならないために



前回の記事で、現在のアルバイト先についてご紹介しました。


アルバイト先との契約は「カジュアル」と呼ばれる

クビを切りやすく、私も行くも行かぬも自由。

という形態になっています。


なので、会社も要らないと思えば
「あっ、もう明日から来なくていいよー」
ってできるアメリカスタイル。


ちょっとそれは困るんだよなぁ

ってビクビクしてる。


あのいい人たちがそんなふうに扱ってくるのは
人間不信になってしまう。


じゃあビクビクしてるのか??

いやそうじゃないでしょ。


クビを切るのは勿体無いなぁ と思わせるように

自分を売り込んでいけばいいんじゃないか?

そういう思考にしていこう。



ということでワイヤーリフティングをしている間に考えたことをシェアしていきます。


まぁそんなに目新しいものではないのですが、
題して

Open Learning Wine farm 

アジア学院のコンセプトをパックったものになります。



Rossendale Wineでは、ワインテイスティングができ

時々、それを目当てに来訪する方を見かけます。


ですが、皆様ワインテイスティングだけをして帰る。


うーん、

ブドウ畑はたくさんの工夫や知識が詰まった場所で
せっかくなら、畑も見学して行ってほしいな。

と思う。



だからまず、
ファームマップを作る

こういうの。


どの区画になんの品種があるのか?
どれくらいの広さがあるのか?


Rossendaleのファームマップはおそらく比較的シンプルなので、

その横に
年間スケジュールやブドウの写真を貼ったっていいでしょう。





次に、
ファームツアーの企画をする。


どのようににして成長していくのか?

どのような作業があるのか?

赤ワインと白ワインとロゼワインの違いとは?



そんな当たり前なことではありますが、
実は知らない(私も)ことを改めて知れるツアーが

あってもいいんじゃないんでしょうか




そのようなプロジェクトを、私主導で行うことで
Rossendale は私を切り捨てないのでは?!


そんな妄想を広げています。








はい、そんなこんなでもう遅いのでこんなもんにします。


次回の投稿は、

車購入に関すること

大学の授業について

をあげたいと思います。




それではまた次回の投稿で。


chiro.

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