山椒の実を巡る欲望!タロット「吊るされた男」から眺めてみる。
2023.11.06
🪶タロットと日常
一枚引き
「吊るされた男」
マルセイユ版
いつぞやの「山椒の実」
それまで何年も関心が無かったのに、美味しいとわかればにわかに「欲」が。
のどかに裏庭の景色を楽しんでいたのに、赤い実に集う鳥が気になって仕方ない。
何と欲深いことよ!
朝からそそくさと山椒の実を集める。
どのくらい?
それは、一年で使い切れる量。
だけど、、、
まだ去年のも残ってるから、そんなに要らないよね。
と、
考えてても、「欲」が私を急かす。
もっといるんじゃない?
取らなきゃ、もったいないよ!
これだけしかないんだよ、いいの?
理想→
身の丈にあうだけ頂く。
欲張らない余裕。
現実→
あるだけ取る!
とりあえずゲット!
出し抜いでも、もらう!
エゴ丸出しの私!
いいカッコしたいが、現実はズル😆
小瓶に満杯分、いただきました。
採集って、物質的にはもちろんだけど、心も満たされますね。
「いいもんみっけ!」
独り占めに繋がる仄暗い快感!
「にんまりウシシ感」とでも名付けよう。
この快感は、昔、わらびを取ったりしたのに似てるなぁ。
せめて取った満足で使い忘れしないようにしないと。
自分の欲張りさに驚いた秋の日でした。
では!