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ゴミ拾って悪臭を嗅いで自己肯定になった話 〜ゴミ拾い無償労働〜

こんにちは
こんばんわ

ともひろです。

先日ゴミ拾いをしてきました。

この記事のサムネの30Lって書かれている袋が
そのゴミ拾いで集めたゴミたちになります。

ゴミって臭いですよね。

何当たり前のこと言ってんだよと
思われてそうですが、そうですね。

当たり前だと思います。

今回はそんな当たり前を再認識した
ゴミ拾いについて話していこうと思います。

あと今回は結構エッセイぽくなりました。

それではどうぞ


ボランティア?

2日前の話です。

私は知り合いを誘って
ゴミ拾いイベントを企画しました。

遊びじゃないです。

よく思われたいとか
見栄とか承認欲求でもないです。

ただゴミを拾いたかった。

そこに報酬なんてものはなかった
無償労働ってやつです。

俗にいうボランティアってやつなのでしょうか?

企画者の私でもそれは分からなかった。
いやそんなこと考えてなかった。

とりあえずやりたかったからやった。

ゴミを拾いたかった。
それだけがきっかけだ。

ゴミ拾いの世界

実は私は結構ゴミ拾いをしている。

あまり公言しないが毎日やってる。
といっても量はそんなではない。

せいぜい片手で持てる程度かな。

多分ですけど私は
ゴミ拾いが割と好きなんだと思います。

それもゴミ収集車にゴミ袋を突っ込むのではなく
道端に落ちているゴミを拾うのが。

宝探ししてるみたいだからかな?
ポイ捨てされたゴミが可哀想だから?
手軽にできる地域貢献だから?

自己肯定感無い人は
仕事とか学校の帰り道に
1つだけゴミ拾って家で捨ててみてください。

他の人が滅多にしないことだから
なんとなくいいことした感じになれます。

偽善でいいじゃない。
笑われたっていいじゃない。

誰にも迷惑かけないし恨まれるわけでもない。

ゴミ拾いはやりたければやればいいの極地だ。

私が思うのはゴミを拾った量が
自己肯定と自信を作る

そんな思いで私はゴミを拾っているのかな?

イベント当日

さて話を戻してイベント当日

この日は2人が来てくれました。

嬉しいね。

でももっと大人数でゴミ拾いしたい気持ちもある。

と入っても今はこの人数なので
ベストを尽くすためにゴミ拾いを開始した。

時間はおおよそ2時間ほどだったかな。

いろんなところでゴミを拾った。

道、大通り、小道、歩道に自転車道
駐車場、花壇、茂みの中まで

多く落ちてるのは茂みの中と駐車場

茂みは見えにくいから捨てたのだろう。
駐車場は休憩で車の中で食べたのを
そのまま捨てた感じかな。

目についたゴミはほとんどを拾った。

ゴミも色々拾った。

1番多かったのはタバコの吸い殻
次に袋(食品の梱包)かな。

他にはペットボトル、缶、ビン、ティッシュ
ふきん、使い捨てカイロ、段ボール、プラ容器
挙句の果てに靴まで落ちてましたね…

どれももしかしたら
私達が拾わなければずっと
回収されなかったものかもしれしない。

そう思うと拾えて良かったと思うし、
野ざらしにされているゴミたちが可哀想に
感じてくるのだ。

ゴミ箱に捨てられていたら
分別されていたら
別の未来があったかもしれない。

未来というかリサイクル先かな。

"ゴミ"とは呼ばれない別の未来が姿が。

使われて価値がなくなったゴミから
新しい価値がまた与えられていたかもしれない。

ゴミとなる前の姿に思いを馳せて悲しくなった。

成果と報酬

そんなことをもんもんとしながら
無事に2時間が終了
その成果がこれ

右手のが拾ったゴミ
30Lのゴミ袋にパンパン

左の地面に置いてあるのは
ビン、缶、ペットボトルです。

よく拾った。

そしてこのゴミ拾いの報酬は唐突にやってきた

ゴミ袋の口を縛るために袋全体を押しつぶした。
その時に袋の中のゴミとゴミの隙間にあった
空気たちが外に押し出されたのだ。

その時に隣にいた
一緒にゴミ拾いをした知り合いが
驚きのだったのかこう言った。

「うわくっっさ!!!」

その時に私はハッとした。
理解した。

そうだこのゴミの匂いだ。
この匂いが嗅げたことこそが
成果の証であり報酬だったのだ。

普段の片手に収まるようなゴミ拾いでは
ゴミの量が足りずに悪臭を放つほどではない。

このように山ほどゴミを集めてようやく
臭ってくるものなのだ。

これだけの悪臭を感じれたということは
それだけゴミを集めたということなのだ。

この匂いこそが成果であり
努力が報われた証なのだと確信した。

やって良かった。
この瞬間にようやく自分のやってきたことが
私には肯定されたと思った。

ゴミ拾いの先に

つまるところ私は
このゴミの臭い悪臭を嗅ぎたかったのだろうか?

字面だけ見るとおかしいが
それに意味を感じることができるのは
ここまで読んでいた人たちだけだろう。

まぁ私も好んで嗅ぎたいものではないですけどね。

ただ結果としてはそれが私には
私の自己承認と自己肯定を満たすことに繋がった
やってみなきゃ分からないことだった。

それに人の手をかりて良かった。
あの匂いを1人で嗅ぐことは不可能ではない。
時間をかければゴミを集められる

しかし2時間という短時間でそれを嗅げたのは
紛れもなく2人の協力があったからだ。

この場でも感謝を述べる。
協力してくれてありがとう。


ゴミ拾いと自己肯定
やってみなきゃわからないことだった。

私がそうだからあなたがそうだとは言わない。

でもやってみる価値はあるのではないかと思う

あなたがその匂いを嗅げる日がくることを
ちょっとだけ楽しみに待ってます。

ついでに街も綺麗になるおまけつき

あなたも帰り道に1つだけ
ゴミ拾って…いや

救ってみませんか?


ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は2025/02/28の金曜日更新予定です。

それではまた〜

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