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妖怪、もののけ、化け物、神、天使、悪魔、神獣etcなものたちを考える

こんにちは
こんばんわ

ともひろです

以前に公開したこの記事が
割と伸びが良かったです。(当社比)

見てくださった皆さん
本当にありがとうございます!

なので今回はそこから派生して
いわゆる人ならざるものたちが
どうして生まれたのか?

そこについて
私の意見を記そうと思います。

最後にはそれらから
現代人に不足しているものを
出しているので最後まで楽しめます。

ぜひあなたの解釈と照らし合わせながら
見てもらえると面白いと思います。

それではどうぞ

人ならざるものって?

妖怪、もののけ、化け物、神、天使、悪魔、怪異etc

古今東西、色々な呼び方がありますね。

これらの例を出すなら

座敷童子、やまびこ、河童、鬼、から傘おばけ
九尾、ヤマタノオロチ、かまいたち、ろくろ首
八百比丘尼、人魚、天狗、ダイダラボッチ、ぬえ
アマテラス、スサノオ、ツクヨミ、イザナギ、イザナミ
ガブリエル、ラファエル、ミカエル、ウリエル
シヴァ、ブラフマン、ラクシュミー、ガネーシャ
ゼウス、アポロ、ビーナス、ハデス、プロメテウス
ネプチューン、キューピッド、ジュピター、ヴィーナス
ホルス、ガルーダ、アヌビス、イシス、ナーガラージャ
オーディン、フェンリル、スルト、トール
ベルゼブブ、アバドン、サタン、ベルフェゴール
ベリアル、フォルネウス、アモン、アスモデウス
サキュバス、インキュバス、ユニコーン、バイコーン
妖精、地霊、精霊、御霊、悪霊、怨霊などなど
(出すの疲れた……)

皆さんがどこかで一度は
聞いたことがあるのがいると思います。

そんな人ならざるものたちの
共通点やそれが語られている文化から
どうして生まれたのか考えてきたいと思います。

全部神話とかの物語だろ!!って思っても
その物語には元ネタがあって
それは筆者の現実であった
何かしらの体験由来の可能性が高いです。

なのでその視点を持っていると
さらに楽しめると思います。 

①錯覚、勘違い説明

1番つまらないので最初に紹介します。

ただ単に我々が見間違えただけってことですね。

ここに該当しそうなのは例えば
ツチノコとかかな。

ツチノコは卵を丸呑みした蛇とされてます。

そこから話が広まった説ですね。
私はそんなに好きじゃないです。
面白くがないので

②現象由来説

これに該当するのは
やまびこやかまいたちです。

現代では現象として
説明がついているもの達だけど

それが生まれた時には解明にはならず
不思議な存在だった。

その経験をする人が増えてやがて形を持ち
人ならざるものとして語られるパターンです。

近いところだと
お供え物で酒を供えて
それを片付けたら量が若干減っていた。
供えた神様が飲んでくたんだ!とか
勝手にお供え物に手を付けやがった!もあります。

これはお酒が蒸発しただけですけど
当時の人からはそんな概念はないので
不思議な存在とされた、そんなお話です。

③自然現象説

これがどこの国を見ても多いイメージがあります。

日本だと雷神風神とかがそれですね。

暴風や雷、大雨といった自然現象
それらの理不尽や残酷さから恐れ
その被害を受けないように祈った。
それが人ならざるものになった。

自然への恐れと言ってもいいだろう。

あるいは恵みの雨や豊穣などの
ポジティブなことについても
雨乞いなどをする対象として
生み出されたとかもありますね。

特に日本神話、ギリシャ神話、ローマ神話なんかは
何でもかんでも神格化してる感じがあるので
この傾向が強そうですね。

その裏には1つの事象に対して
そのルールを、法を決めるような存在が
欲しかったのかもしれませんね。

例えば雨のことならこの神に祈ればよくて
火についてはこの神に祈ればよくて
豊穣についてはこの神に祈ればよくてみたいな。

④絶対的な存在の確立説

この世始まりはなんなんだろう?
それを作り出したのは存在はなんだ?

それらを複合する形で
始まりや終わり、あるいはその間の統治
それられを説明するために生み出された存在たち。

日本神話なら始まりのイザナギイザナミ
インド神話ならシヴァヴィシュヌブラフマン
その他、唯一神と呼ばれる神とか

あとは死を司る存在として生み出したとか。
それらが考えられる。

⑤悪役説

いわば悪役として存在させられる
そんなものたちですね。

人に正義や真実を教えたいなら
必ず悪役や嘘を言う存在が
必ず必要になります。

そのために悪役のまとまりとして
生み出されたものたちですね。

代表的なのは悪魔という存在ですね。
天使や神の引き立て役ですから。

代表的なので言うなら 
七つの大罪の名を冠した悪魔たちですね。

人間の悪いところを引き起こさせているのは
こいつら悪魔だ!そんな感じです。

特にベルゼブブとかは
もとはバアルという土着神だったのですが
あとからきたキリスト教の強制改宗によって
名前を変えられ、貶められた。
そんな経緯があったりもします。

⑥警句説

子供の頃に〇〇をするといないよとか
〇〇すると悪い目に会うよとか

そんな感じのことを言われたことはありませんか?

子供が危険なことをしないために
もっともらしい言い訳として
人ならざるものが生み出された説ですね。

例えば山姥とか河童とかですかね。

1人で山にいかない、1人で川にいかない。
そんな警句を持って生まれた説です。

海外だと吸血鬼とか狼人間かな。

夜に出歩くなって意味が
込められていると思います。

宗教とかは⑤と⑥をうまく使って
神の偉大さとか残酷さを伝えてる気がします。

現代人に足りたないもの

私が個人的に悲しいと思うのは
これられの人ならざるものの居場所が
人の中から離れているなーってことです。

私はいるかいないかなんて
ぶっちゃけどっちでもいい

でも、いたほうが面白そうって思うんですよ。

子供の頃
分からない現象には
自分なりの解釈をつけなかったですか?

ある種、人ならざるものたちは
それと同じだと思うんですよ。

言い換えるなら夢を見る力というか

真実や科学的な視点のみで見ないこと。
そんなことが減ったなって思います。

目に見えるものしか信じなくて
見えないものを恐れて怖がる。
怖いのを消すためにこの世の全てを暴く

それは科学の姿勢としては何も間違ってなく
正しいと思う。

しかしだ。

それは人ならざるものたちの領域、想像の世界を
人間が奪っているのではないか?

そうとも思えるんですよね。

科学と空想や夢の調和というべきか。

そんな夢や不思議を恐れず、恥ずかしがらずに
何か語ることが現代では減ったな

そう感じざるをえなくて寂しいですね。

変わりにアニメなのでその世界は
フィクションとして生きているのか。

それとも今もひっそりと人に見つからずにいるか。

どっちでしょうかね。

語りたいよね

さてさて話は戻って
私が考えるのは6つの説でしたが
皆さんはどうでしたかね?

他にもこんな説があると思う!
っていうのがあればぜひコメントをお願いします。

私はそんな夢のような存在でもある
人ならざるものたちを語り継いでいきたいです。

面白い存在ですからね。

だからあなたの意見を聞きたい。

少しでもあなたが人ならざるものがいるかもって
思ってもらえれば嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
それではまた別のお話でお会いしましょう!


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