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星の誕生と一生

1.今年7月に誕生した新星

こぎつね座という聞き慣れない星座の近くで
新しい星が誕生しました

7月29日、こぎつね座という星座の近くに
誕生した新しい星がロシアのチームにより
発見されました🔭

どうやらこの新星
28日にも観測されていたようですが
その明るさは14.3等級以外で
撮影された画像には
姿が写っていなかったという事でした

遅れて30日、京都大学の岡山天文台で
同じ星が観測され
この星が新星である事が確認されたそうです🌟
(かなりの興奮だったでしょう)

ところで、夜空の星は
どのようにして誕生するのでしょうか?
星にも私達と同じく、一生があります
今回は「星の誕生」についてのお話です

2.星の誕生

この雲のような天体が
星を作る源なんです

星が誕生する場所は分子雲というところです☁
分子雲の中でも、特にガスが濃い部分が
重力によって沈み、それから100万年もの時をかけ
やっと星の赤ちゃん、原子星ができます👶オギャア

そして、原始星の内部に圧力が重なると
核融合反応と言われている
星のエネルギー源となる反応を起こし始めます
これは、水素原子からヘリウム原子を作る
とても化学的な反応ですが
これが、星を輝かせる元になっているのは
とても面白い事だと思っています☺️🎶

そして、星達はとても長生き!
〜億年という宛てない時間
夜空に輝き続けるのです🌃

実は、今見えている星の光は
何百、何千年も前のものなんです💫
そう考えながら星空を見ると
どこか、不思議な気持ちになると思います😌

3.星の死=超新星爆発ではない?

様々なものをもたらす超新星爆発は
星の最期の姿です

人間にも生と死があるように
星にもそれは存在します
しかし、星は私達よりも途方もなく長生きです
星の死といえば、超新星爆発ですが
これは比較的重たい星の最期です

超新星爆発はメダルでおなじみの
金・銀・銅の他、ウラン、プラチナなど
貴重な物質を撒き散らします

更に、近頃何かしら注目されている
ブラックホールもこの超新星爆発が作るのです🌀
そう考えると、とても壮大な現象だと思います

これに対し、軽い星は爆発を起こしません
その変わりに、星を形作っていた物質を
宇宙空間に放出する事で惑星状星雲をつくります
その後、白色矮星となり、やがて消えていくのです

「眠れなくなる宇宙の話」の読みすぎ
なのかもしれないのですが
このような星の一生にかなりロマンを
感じてしまうのは
私だけなのでしょうか…??

では、今回はここまでにします

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!


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