人は忘れる生き物:マレーシアのトイレでの話
元バックパッカーの私
私は社会人になってから一度、正社員の仕事を辞めてバックパッカーをしていたことがあります。先日、想い出BOXを整理していると、そのときの旅日記が出てきたので、パラパラと少し読んでみました。
すると目に飛び込んできたのは、マレーシアでの出来事。間違えて従業員用のトイレに入ってしまった、というものでした。
海外でのトイレ事情
マレーシアをはじめ東南アジア諸国では、ホテルやゲストハウスなど観光客向けのところには、トイレットペーパーやウォーターガン(自分で動せるウォッシュレットのようなもの)のどちらかが備えつけてあることが多いです。しかし、長距離路線バスの停留所などローカルな場所では、便器の横に水を入れたバケツと手桶が置いてあるだけ(その水でお尻などを洗います)。そのため、バックパッカーなどの観光客は自分でトイレットペーパーを持ち込みます。
驚きの日記の内容
問題の日記が書かれた日、私はゲストハウスに着いたあと急いでトイレをお借りしたようです(お腹壊してたのかな?)。そしたら、なんと間違えて従業員用のトイレに入ってしまい…ゲストハウスだったので油断してトイレットペーパーも持っていなかった私は、意を決してバケツの水と手桶、自分の手を使ってお尻を洗ったのです。そんな出来事が「強くなったな、自分!!」という一言とともに記されておりました。8年前の私、そんなことしたん?!と自分でもビックリです。
でも、そんなこと忘れていた
そう、この出来事、旅日記を手に取るまですっかり忘れていたんです。こんな衝撃的なことでさえ覚えていないなんて、やっぱり人は忘れてしまう生き物なのだな〜と改めて感じました。日記やnoteで、その時々行動、思いや、気づきなどを記録しておくことのモチベーションをちょっとあげてくれた、そんな旅日記の1ページでした。
旅には紙とペンを持っていこう
旅先で出会った、素敵な光景、美味しい食事、ちょっとしたハプニング。経験するだけでも楽しいけれど、できればいつまでも覚えていたいですよね。でも残念ながら、人は忘れてしまう生き物。だから私は、これからも旅には紙とペンを持っていきます。手軽なSNSでの記録も良いけれど、どんなことでも書ける自分だけの日記には、また違った良さがありますよね。旅日記なんて書いたことないよ!という方は、ぜひ試してみてもらえると嬉しいです。
あ、紙といえば、海外旅行の場合はもうひとつの紙=トイレットペーパーも、忘れないようにしないといけないですね(笑)。
それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。