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昔の病のなおしかた(1=ガマの油)

スクナヒコナのひとりごと

いまでも実演されています筑波山神社でのガマの油売りの実演販売

日本刀を使った実演販売で有名なガマの油売り。筑波山の麓にいるガマガエル。通称四六のガマ。
前足の指が四本、後ろ足の指が六本ある珍しいガマガエルだが。そのガマガエルから採れる油が傷を直す効果があるからと 江戸時代から全国に知れ渡っていました。
その塗り薬。徳川の御紋をいただく由緒正しき公認の傷薬なのですが。何故なのでしょうか?
実はその秘密が、筑波山神社より前のバス通り沿いにあるのですね。梅林でも有名な筑波山ですが、そのバス停の間にお地蔵様のような石像があります。

この石像の正体こそ ガマ大権現こと光誉上人。
光誉上人は、二代将軍徳川秀忠公と母を同じとする兄弟なのでした。

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でも、家康公の子供がなぜ?  お坊さん?

実は、熟女好きな家康公。戦いの先々で側室として、迎えていれていたのですね。子連れでも 恨みを持たれぬ間柄なら召し抱えていた。家康公とは、血のつながりがなくとも 秀忠公とは母を同じとする兄弟となるのでした。(おそらく、秀忠の兄)
優秀な光誉上人なのでしょうね。戦場でも家康公と同行していたようです。そんな、光誉上人の発明した薬がガマの油。
四六のガマの油にいくつかの薬を混ぜて軟膏を作ったのでした。
現在売られているガマの油は、成分が確かな医薬品ですが。徳川家康公を助け、味方の武将をも助けてきた塗り薬となれば、天下の傷薬となりますね。当然ながら 徳川家公認のガマの油です。


今でも筑波山の頂上や麓のお店で売られていますガマの油。
筑波山のお土産にいかがでしょうか?


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