39歳男性 バセドウ病になりました
1週間ほど前、病院で検査を受けました。
結果、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と診断されました。
私は39歳の男性。 男性よりも女性が罹りやすい病気だそうです。
まさか自分が、という思いの一方で、やっぱりか、という何とも言いようがない気持ちです。
なぜ病院で検査を受けようと思ったのか。
それは自覚症状があったのと、父と父方のおば2人も甲状腺を患っていたからです。
現在2023年7月。自覚症状は昨年の冬頃からありました。
何か変だなとは思ってましたが、疲れかなとか、暑くなってきたからかなとか、自分に言い訳してなかなか検査に行きませんでした。
そこから現在に至るまで続いている自覚症状は以下のようなものです。
〇口が乾く
〇動悸がする、時々頻脈
最初は時々感じる程度でしたが、現在では朝起きた時から夜寝るときまで 感じます。仕事も集中が切れるし、眠りの妨げにもなります。
〇手足の震え
字が上手く書けない、細かい作業の時に震える。
横断歩道で信号待ちをしているとき、足に力が入らない感じで震えている ことに気づく。電車やバス、駅のホームで立っているだけでつらい。
歩いている方が楽です。
〇体重の減少、筋力低下
徒歩通勤に変えたからだと思っていましたが、病気のせいでした。
7kgほど痩せました。
〇暑い、汗をかきやすい、だるい
幸い、眼球突出と脱毛の症状がないうちに治療を開始できましたが、
出ないとも限りません。
一見すると元気というか、現にデスクワークとはいえ仕事を継続してきてしまいましたが、動悸、手足の震え、暑がったりの症状があると体は結構だるいものです。
この病気は、身体が24時間マラソンをしているのと同じ状態。代謝が活発過ぎて様々な症状が出てしまいます。食べても痩せていくことに納得です。
実際の検査項目は以下のものです。
・血液検査
・尿検査
・心電図
・胸部X線
・甲状腺エコー検査
・問診
下の写真は血液検査の一部を示したものです。
素人なので大雑把な説明になりますが。
本来、下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)がTSH受容体と結合することによって甲状腺ホルモン(FT3、FT4)が正常に分泌されます。
ところが、何らかの理由でTSH受容体抗体(TRAb)というものが作られ、
これがTSH受容体と結びついてしまい、過剰に甲状腺ホルモンが分泌されてしまいます。
血中に甲状腺ホルモンが増えると、もうホルモンを作らなくても良いと脳が判断し、TSHが減少します。フィードバック制御と同じです。
自己免疫疾患により、TRAbができる(増える)
↓
甲状腺ホルモン(FT3、FT4)が増える
↓
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が減る
これが甲状腺機能亢進症の特徴だそうです。
毎日、メルカゾール3錠とヨウ化カリウム1錠を飲んでいます。
今日で9日目ですが、薬が効くまでに時間がかかるそうで、
今日も動悸がして昼寝もままならないです。
資格を取るため継続して勉強してきましたが、最近は集中が削がれて
なかなか捗りません。
また、ホルモンのバランスが正常になるまでは、一切の運動禁止。
趣味の釣りもしばらくお休み。
最初に受けた検査を今後は月に1回、それに加えてメルカゾールの
副作用・無顆粒球症が出ていないか2週間に1回の検査があります。
完治は無く、寛解を目指して治療を続けます。
薬を飲まなくても大丈夫になればうれしいですが、7割ほど再発してしまうとネットの情報にはありました。
早く良くなりますように。