非モテレズビアンのはじまり④
みなさん、こんにちは。非モテレズビアンのさつきです。
久々に筆を執りました。私が非モテレズビアンになるまでのお話を何とか書ききっていこうと思います。
この話を書いているのは、大部分は自分のためです。
それと同時に、願わくばあの頃の私と同じように感じているあなたに届きますように。
私がレズビアンとして生きていて感じるのは、モデルケースが少ない、どうしたらいいのか自分で試すしかないということです。
異性にモテる方法とか、異性と出会う方法は調べれば、(情報の真偽や質は別として)それなりに出てきますが、レズビアンの場合、そうはいきません。
私の挑戦や失敗を糧としてください。
あと単純に人の人生を覗くのって楽しいですよね。
そういう気持ちで読んでもらえるとうれしいです。
非モテ女、オフ会に行く。
20歳になって9日目の夜。
私は人生初めてのオフ会に行くため、一人地下鉄に乗っていました。
オフ会に行くまでのお話は前回までの記事を読んでみてください。
なぞに行動力だけはあるため、深夜テンションで申し込んでしまったのですが、いざ行くとなると、緊張してきました。
それもそのはずで、お酒を初めて飲んだのは、1週間前、父に誕生日を祝ってもらったとき。
そんな私が、都会の夜に一人でバーに行こうとしているのですから。
何を着ていけばいいのか迷っていたら出るのが遅くなって、30分前という微妙な時間に駅に到着してしまいます。
服は結局、ハニーズのロングスカートにカーディガンという量産型コーデでした。
今だったら、パンツスタイルでかっこいい路線で行くかな。
たぶん量産型はレズビアン界隈ではモテません。
ご飯を食べていなかったので、適当にマクドナルドに入ってチキンフィレオを食べました。
初めてのバーへ。
夜の繁華街を歩きながら、立ち止まったりきょろきょろしていると慣れていないと思われて、怖いお兄さんに声をかけられてしまうのではないかと思っていました。
足早に歩いていたおかげか、誰にも声を掛けられることなくバーが入っているビルに到着します。
エレベーターは古くて狭くて、なんとなく乗るのが怖かったので階段を上ります。
そして、woman only と書かれた扉が見えました。
ドキドキしながらドアを開けると、お店の人が会費を集めて、飲み物を聞いてくれます。
最初はお酒はやめておこうと思って、ジンジャーエールに。
・・・こうして私の初めての夜が幕を開けたのでした。
もう少しだけ続きます。モテませんので、それだけはご安心を。
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