大阪で、法人向け、個人事業主向けに何故、確定拠出年金を導入するメリットがあるのでしょうか?
【確定拠出年金(DC、Defined Contribution Plan)】
確定拠出年金は、企業または個人が掛金を拠出して個人(加入者)が運用し、その合計額から給付金を算出する年金制度です。拠出した掛金と運用益の合計額をもとに、将来の給付額を決めます。
掛金額(拠出額)が決められており「確定拠出年金」と呼んでいます。
確定拠出年金のしくみ
確定拠出年金は国民年金や厚生年金と異なり、今の自分が未来の自分の為に積立てる「じぶん年金」です。
現在の年金制度は親世代の年金を子の世代の年金保険料でまかなう仕組みです。いわば社会全体で子の世代から親世代へ仕送りをしているような形になっていますが、確定拠出年金は、自分の老後の安心やゆとりを確保するために、未来の自分へ仕送りするようなものになります。
日本の年金制度になる
日本における年金制度は3階建て構造です。
すべての国民に共通する1階部分は国民年金(基礎年金)、2階部分は厚生年金であり、確定拠出年金は3階部分の私的年金に該当します。
3階部分に該当する私的年金は、掛金を企業が拠出するタイプ(企業型)と個人が拠出するタイプ(個人型)の2つに分けられます。
確定拠出年金には企業型(企業型DC)と個人型(iDeCo)の2つがあり、それぞれ制度内容が異なります。
確定拠出年金を始めるベネフィット(価値)
1、確定拠出年金は将来の定年後の生活に備えるための重要な手段
になります。
2、 確定拠出年金には税制優遇措置があり、これによって節税効
果が期待できます。
3、 確定拠出年金は長期的に積立てることができるため、運用に
よる資産形成が期待できます。
4、確定拠出年金はライフプラン(人生の生活設計)の一部として
活用することができます。
確定拠出年金は国が用意してくれている有益な制度ですので、積極的に利用していきましょう。