たった一言で半年の腹立ちが報われた
ある物品を社内の対象者への配布する仕事がある。
業者から納入されると、対象者にメール連絡。
棚に設置した当該品は各自で引き取ってもらう。
たまたま私が近くにいたときに、
対象者と思われる人が、キョロキョロしていた。
「あーアレの引き取りだな」
声をかけて案内した。
「ああ これか! 」
と彼は言ったあとに
「あ、メールで返信はしない方が良さそうだったから直接言うね。
ありがとう(ペコリ)」
えええ
なんかすごく心が温かくなった。
ルーティン作業。
簡単だけど正直めんどくさい。
私だけがやる羽目になってるのも腹立たしい。
それらが一気に報われた。
実はメール連絡の対象者が多いので
「特段質問がなければ返信は不要です」
の一言を前任者の時代からつけている。
各人から了解の返信がくると煩わしいし
返信の手間をかけるのも申し訳ない。
そういえば先日、友人が
「報酬ってお金だけではない」
と言っていた。
これもそうだ。
お礼を言われる事自体は飯のタネにはならない。
でも、嬉しくて前向きな気持ちが生まれる。
これはプライスレスだ。
そして、私は毎回ちゃんと人と対峙して
感謝を伝えてるかな?
なーんとなく、言葉や文字だけになってるような
気がする。