オンライン家庭教師を始めるのに必要なもの,アプリ
初めに
私は高校三年生から現在(大学四年生)まで家庭教師を続けてきました.今回はオンライン家庭教師をするなかで最適化されてきた仕事環境についてお伝えします.
タッチパネル付きのパソコン
オンライン家庭教師では板書を生徒と共有する必要が出てきます.タッチパネルで板書を書きながら授業をしましょう.
特に,大学生は授業内で板書をとることがあると思うので,オンライン家庭教師以外でも役に立つと思います.(理系は数式などを書いたりするので)
私が使っているのはHP Spectre x360という商品です.
大学生に人気のsurface なども良いと思います.
タッチパネル付きのパソコンが最適解だとは思いますが,それ以外の方法もあります.
以下のようなスマホホルダーをテーブルに固定し,紙に板書をしていく方法です.これはタッチパネル付きのパソコンよりも費用を抑えることができます.
しかし,画質が悪くなったり,長時間の使用でスマホが熱くなったりします.また,板書をご家庭と共有するのが手間です.(別途写真を撮らないといけない)
初期の頃は私もこれでやっていました.
宿題や教材閲覧用デバイス
タッチパネル付きのパソコンは板書とミーティングアプリのために使います.宿題や教材を見るためにもう一台のデバイスがあると便利です.
生徒の宿題を見ながら,板書をするときなどに使います.
タッチペンで書くことはないため,画面の小さいスマホなどでも十分です.
ご家庭には別のデバイスを使う旨を伝えましょう.授業中にほかのデバイスを操作しているのは講師が授業に集中していないように見られることがあります.
タッチペン
タッチパネル付きのパソコンは指でも文字を書くことができます.しかし,指では文字が崩れてしまいますし,指が疲れます.タッチペンはパソコンやタブレットに対応したものを買いましょう.
タッチパネル付きのパソコンを買えば,付属する場合が多いでしょう.
タッチペンはペン先が曲がりやすいので,丁寧に保存しましょう.
また,失くしやすいので,気を付けて保管しましょう.
私はタッチペンをなくしたせいで,授業ができなかったことがあります.後日,タッチペンに内蔵されたマグネットで親戚のバイクにタッチペンがくっついているのを見つけました.
PCホルダー
画面の角度が調整できるタイプのPCホルダーがあると,便利です.画面の角度が調整できると,文字を書くことがとても楽になります.
腰痛や肩こりの対策にもなるので,買って損はないです.
私が使っているのはダイソーのPCホルターです.
畳めばかなり小さくなるので,便利です.
surfaceのように,土台がPCと一体化している場合は必要ないと思います.
インターネット環境
ほぼ常に画面共有をした状態でビデオ通話を行うため,それなりに高速なネット回線を用意しましょう.
授業内で何度も落ちたりすると,ご家庭の信用にもかかわってきますし,授業の流れが途切れてしまいます.
時計
授業内で生徒に問題を解いてもらう際に使います.
「3分ぐらいでこの問題解いてみましょう」
と声掛けしたときに,時間を見るために使います.
故に,秒数まで見られる時計のほうが良いです.
また,授業の終了時間までどれだけ時間があるかを見るためにも使います.
google meet(ミーティングアプリ)
私はミーティングアプリとしてgoogle meetを使っています.
google meetは参加者が2人であれば,時間無制限でビデオ通話を行うことができます.一方,無料版zoomでは40分の時間制限がつきます.
家庭教師の授業時間は1時間半~2時間ぐらいが多いでしょうから,無料版zoomの40分時間制限は短すぎるように思います.zoomに課金をすれば,制限を取り払うことができますが,わざわざここにお金をかける必要はないと思います.
また,設定から送受信の動画の解像度をできるだけ低く設定しましょう.少しでも通信の負荷を減らしたいからです.
以下の記事を参考にして,google meetの解像度の設定をしましょう.
Miro(板書のためのアプリ)
私はホワイトボードアプリとしてMiroを使っています.
(2024/10/1まではjamboardというアプリを使っていたのですが,サービスの提供が終了してしまいました.)
私は授業の板書をメールで共有しているので,URLで簡単に共有できるようにMiroを使っています.
また,操作としても比較的わかりやすいため,おすすめです.
終わりに
商品紹介のようになってしまいましたが,最低限必要なものをまとめました.オンライン家庭教師を始めるにあたって参考にしてください.
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