(2023年8月27日晴れた日曜日の午後に鑑賞して鈴虫の鳴る夜に感想文を記す) Haru (1996) - YouTube DVD特典映像である 森田芳光監督に対するインタビューも よかったです。 字幕の多い映画なので その辺りを批判する方もいるのかもしれません。 しかし 「そもそも外国語の映画を観るときに字幕なしで感動することができるのだろうか」という問題提起を この映画はしています。 メールを通した他人との会話も同様です。 文字がなかったら成立しなかった関係性とい
(2023年8月23日暑い夏の水曜日の午後に執筆) 小学生の頃の不思議な言語感覚について 書いておきたい。 わたしが小学生の頃に 同じ教室の子が 謎の言葉を叫び続けていた。 わたしはその光景を いまでも想い出す。 彼らはいつも二人一組で その言葉を叫びながら わたしと一緒に遊具で遊んでいた。 「ぺ~ん」と叫びながら 遊具から手を放し 遠心力によって弾き飛ばされてゆく彼らの勢いに わたしは圧倒されていた。 ひとりが「ぺ~ん」と叫ぶときは 必ずもうひとりも「ぺ~ん」と叫