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欲望との向き合い方:大いなる存在に預けるという選択
ある日、ずっと欲しかった高価なものを買うことができる状況になりました。喜びが溢れた一方で、心の中には不安も芽生えました。「本当にこれを買っていいのだろうか?」「欲張りすぎているのでは?」という罪悪感。そして、その欲望に蓋をし、「自分は本当は欲しくないんだ」と言い聞かせることで何とか自分を納得させようとしていました。
しかし、その後の生活では、仕事においても常に罪悪感を抱えるようになり、自信を失っていきました。これまでスムーズに進んでいたことも上手くいかなくなり、「このままではまずい」と焦り始めました。
そこで、「エゴを解放しよう!」と心に決め、「思い切り喜んでもいいんだ」と自分を許しました。しかし、それもまた極端に振れてしまい、無鉄砲になりがちに。毎日のルーティーンや仕事をおろそかにし、結局物事が上手くいかなくなるという結果に……。
新たな欲望が新たな悩みを生む瞬間
この経験から、私は次第に自問自答を繰り返す日々を送りました。「どうすればこのループから抜け出せるのだろう?」と。
その時、ふと思いついたのは、「自分の悩みをなんとかしようとするのではなく、大いなる存在にすべてを預けてしまう」という考え方でした。「もう悩みを預けたから大丈夫!」「これ以上考える必要はない!」と強く心に決めた瞬間、不思議とインスピレーションが湧いてきたのです。
すると、目の前の課題一つ一つを自然と乗り越えられるようになり、スムーズに物事が進む感覚を得ました。
欲を否定も肯定もせず、ただ“預ける”という選択
私たちは、欲望や煩悩を捨てようとすることで、エゴから解放されようとすることがあります。しかし、そのアプローチでは、むしろ「欲望を捨てた自分」を誇る別のエゴが生まれ、結果的にまた新たな悩みに囚われてしまうことがあります。
重要なのは、欲望そのものを否定も肯定もせず、その存在を認めつつ、大いなる存在に「預ける」こと。具体的なおすすめのつぶやきは「もうお願いしたからあとはよろしく!!」。この「預ける」という行為が、心に絶対的な安心感を与え、自分のすべてを包み込みます。そして、その先に本当の幸福への扉が開かれるのです。
自分の欲望や悩みに囚われてしまいがちな時、「なんとかしよう」とするのではなく、大いなる存在に預けてみる。そうすることで、心が軽くなり、自然と答えが見つかるかもしれません。
あなたも、ぜひこの方法を試してみてください。人生に少しだけ、安心感と自由が広がることを願っています。