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リアル主と龍火
龍火「リア主さん何処にいるんだろう…」
母、裏からの頼み事で紫の管理者であり母の親友のリアル主さんに三枚の書類と差し入れのエクレアを持って探していた。だが、いつものいる家にいなくて少し探し始めたとこだ
龍火「はぁ……本当に何処にいるんだろう」
そろそろ見つかって良いと思った。それに彼女の事になると僕の心はより心配が増す……そう、僕は彼女に恋をしているんだ
絶対に叶わないと思うこの恋は…
探している最中に歌声が聞こえた
?「〜♪……♪〜………」
龍火「んっ……?(湖の方から…誰の歌声なんだろ?)」
湖の方の道は少し路地裏を通って森に入り、少し進んで湖につく
僕はある程度音を立てないように忍び歩きでその歌声の正体を探っていた
その声の主を見た僕は声を失った
リアル主「Cause I don't got friends,I got family ♪ At the end of the day……♪」
龍火「………」
そこには間違いなくリアル主さんだった、いつも聞いている表さん以上にとても綺麗な歌声をしていて…僕は彼女の歌声にとても惚れた。彼女が美しくて仕方なかった
彼女はその歌を歌っている表情はいつも明るくて元気な笑顔ではなく、湖の水面と同じ落ち着いていて綺麗な笑顔だった。
リアル主「……っうわぁ!?りゅ、龍火君?!何時からいたの?」
龍火「あ…すいません、これを届けて来たんです」
リアル主「そうだったの?わざわざありがとね…//」
龍火「いえっ!……リアル主さんの歌声綺麗でした……///(ボソッ」
リアル主「んっ?何か言った?」
龍火「いや何も…///で、では僕はこれで!」
ああ……今の僕はとても赤い顔をしているんだろうな
彼女の前だと何故か喋れないのがもどかしい……
好きなのに、どうしてこんなに苦しいんだ
僕は顔を手で隠したままリアル主さんを背に向けて去った。
リアル主「…………///」
うちの歌声……初めて綺麗って言われて嬉しかった。
それにずっと前から龍火君の事が大好きだったから、よりドキドキが増す
だけど龍火君はうちより若いから他の若い子が良いんだろうな……
うちは少し苦く感じたエクレアを食べながら書類を見ていった