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息子が朝寝をしなくなった時の話。大バトルを経て。

昨日の夜中ぐずぐず夜泣きしたせいか、今日は10時半ごろから百面相のようにころころ機嫌が変わる息子。先月1歳になり、とたんに朝寝をしなくなったため、わたしの自分時間が減ってしまった。ものすごく眠たそうにするくせに、午前中は絶対に寝ない。そんな日々が始まった。

朝寝をしなくなる移行期の2週間は息子と激しいバトルを繰り広げた。

どうしても寝かせたい私 VS どうしても寝たくない息子

眠たそうにする息子を抱えるため抱っこひもをつける私。それを見た瞬間逃げだす息子。だが狭いサークル内にまだハイハイの息子の捕獲など容易い。目をつむっても捕獲できる。いざ捕獲して抱っこひもに座らせる。もとい、座らせようとする。

ここからバトルが始まるのだ。ぜっっったいに座らない!!!という強い意志が伝わってくる。ちなみに↓こういうタイプの抱っこひもである。

座面に立ち上がって抵抗する息子。片足ずつなんとか折り曲げて座らせようとする私。片足に成功してもう一方の足に取り掛かっている隙に、さきほど折り曲げた片足がピーンと伸びて座面に立ち上がる。いたちごっこである。
数分間そんな格闘を繰り広げ、なんとか座らせ立ち上がれないようにがっちりホールドする。

ここからが己の忍耐との勝負である。泣くわ喚くわ叫ぶわ笑うわ…そして抱っこひものなかで激しく暴れるのだ。何度もお尻が落ちそうになり、何度もお尻を救出する。そろそろ寝るかな~と思ったところで、突如背面飛びの勢いで逃げ出そうとする。そして笑い出す。

…もう30分経過している。

いったいいつ寝てくれるのか。寝たら寝たで1時間以上起きないのだ。自分時間が確保できる。そのために、何としても寝かせたい。

50分経過……スウゥゥゥ…グゥ…

ね、ねた…!!!!!!!
慎重に、慎重に、慎重に、授乳クッションの上に寝かせる。
(背中スイッチの反応がよすぎるため、いまでも新生児のような寝方をしている。)

次の瞬間………バチィ!!👀✨

きらきらのお目目と目が合うのだ。
私が敗北を認めた瞬間であった。この日以降どんなに眠たそうでも朝寝はさせないと決めた。

この2週間を経て、3週間ぶりくらいに隣県の実家に帰った。
私をみた母の第一声。

「あれ?なんか痩せた?」

そう、この2週間の息子との大バトルは思わぬ副産物をもたらしたのだ。
なんと、ぱっと見でわかるほどのダイエット効果があったのである。

朝寝をしなくなってからは昼寝は力尽きたように一瞬で寝てくれるのだが、この移行期間は朝寝で大バトルして勝利する→昼もあまり眠くない→昼寝も大バトルと、朝昼2回の大バトルを繰り広げていた。

その結果、カロリー消費が促され、ダイエットに成功したのである。
確かに自分でも毎日ものすごい疲労感を感じていた。
運動と思えば寝かしつけも悪くない、そう思えた出来事であった。


そういえば、自己紹介文にワーキングマザーと書いてしまったのだが、厳密にいえばもうすぐワーキングマザーということである。
4月に育休からの復帰が待ち構えている。職場は戦場だ。
自慢じゃないが産休直前まで毎月50時間残業していた。時短復帰の予定だが、果たして時間通りに帰れるのか…。

4月以降は仕事に家事に育児にてんやわんやの日常をお届けできるかと。





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