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そうぞうする団地、井野団地にUFOが不時着した!?

現在、取手アートプロジェクトによる企画「そうぞうする団地」の実験パートナーとして取手市井野団地の3街区広場やおやすみ処「いこいーの」前で「団地カードゲーム会 ISERI」を開催させていただいています。

強風や雨などの日はなかなか開催ができない状況ですが頑張らせていただいています。

最近は「そうぞうする団地」のリサーチを兼ねて井野団地内を歩いて団地住人の方々とお話したり(御挨拶程度ですが)の中・・・・

近くの大きな黒板

ガラケーでの撮影もあってなのか、画像が真っ白で申し訳ないのですが、いこいーの近くには壁一面がお子さんたちが絵を自由に描ける黒板があり、今回は通学路ということで「おはよう!今日も元気で」とお子さんの元気な文字が書いてありました。

この黒板がある場所はトンネルっぽくなっていてバスの停留所や通学路、団地の方々がお買い物に行く際の通り道にもなっているので「見えないお子さん」からの元気な御挨拶というのも嬉しいと住人の方々からお話をいただきました。

見えない子供たちの元気な御挨拶をいただいた後、午後は「団地カードゲーム会 ISERI」をいこいーの前で開催。

基本はこんな感じで開催

今日はお子さんとお父さん、お孫さんとおじいちゃん、こちらの姿を見て走ってきてくださった小学生や部活帰り?の中学生も遊んでくれました。

バトエンは男の子にも女の子にも人気です。

「懐かしいなぁ、パパが子供の頃に遊んだものなんだよ」とお父さん。
そのままお子さん数人とお父さんたちがバトエンで勝負して遊んでくれました。

今回、参加させていただいている「そうぞうする団地」では対話、会話による地域の繋がりなどがテーマの中「団地で名所、ここは見てほしい、知っていてほしいっていう場所やモノはあるかな?」と足を運んでくれた方々にお聞きしているのですが・・・・とてつもないニュースが入ってきました!!

カードゲーム会の終了作業をしているとお子さんたちから「井野団地にUFOが不時着したよ」との情報をいただき片付け作業の後、早速お子さんたちに案内していただきました。

団地の夏祭りでも通る道です。

この道を進めばいいんだね・・・・そういえばここは小学校時代の同級生の家だったな、今はお子さんもいて夏祭りでもこちらの出店に親子で来てくれたっけ、など思い出がある道のひとつです。

「ここだよ、これがUFOなんだよ」とお子さんたち。
って、ビックリ!UFOが不時着・・・・なのかな?これは。

不時着・・・・なのか?

お子さんたちからは「このUFOは普段は地面に埋まっているけど、夜は空を飛ぶからこの公園には来ない方がいいよ」とのこと。

これってただの遊具じゃ・・・・と声が出そうだったのですがお子さんたちの夢、というか希望というかこういった小さな場所でもお子さんたちにとってみれば地域にある都市伝説風な「そうぞうする団地」の一部なのかなと思いました。

自分が生まれて住んでいる場所、井野団地内にはこういった都市伝説風な「そうぞうする団地」がもっとあるんだろうか・・・・?

宇宙人はこのUFOの上で子供たちが遊ぶのを見守ってくれている?

普段、本当に何気ない場所でも「そうぞうする団地」ではこういった物語が生まれるのは本当に必要だなと感じました。

自分の中で考えている「そうぞうする団地」ではこういった「出来事」や団地にあることやモノ、それらを対話、会話の中で蓄積させていただきつつ普段、ダンボールなどで「こども食堂」で使用するおもちゃを制作する「チープトイ」のように厚紙・マジックペン・ペットボトルのキャップなどで「あるモノ」を期間中に制作予定です。

それは誰もが簡単に制作できるモノで期間終了後も小さなお子さんから御高齢の方々までもが一緒になって作ったり、また持ち寄ったりして楽しめるモノを制作させていただければと思っています。

現状ではまず井野団地内を自分の足で歩いて同じ団地の住人の方々と対話、会話をさせていただきつつ「団地カードゲーム会 ISERI」に足を運んでくださる、足を止めて遊んでくださる住人の方々にお話をお聞きして制作してみる予定です。

・・・・それにしても以前から井野団地に住まわれている御高齢の方々がみんなこちらを知っていてくださって驚いています。

「あれ?おそばやさんのお兄ちゃんでしょ?」と。

昔はちょっと恥ずかしい気持ちがあったんですが、これって父やそのお店が残してくださったかけがえのない財産、御縁のひとつだと胸を張って今は思っています。

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