そうぞうする団地 必要項目
そうぞうする団地「団地カードゲーム会 ISERI」
■1「想像していること」
団地の各世代、その世代を越えた交流のお手伝いに自身が持っているアナログカードゲームや自身が制作した手作り玩具を一緒に遊び、どのように活用できるかを見たい。
各世代、他人同士が一緒に遊んだ後、何が生まれてくるのかを想像、その後の時間を見守ってみたい。
■2「そうぞうの出発点」
生まれも育ちも、そして現在も井野団地に在住。
父や母が井野団地内で飲食業の商売をしていて背中を見て育った。
団地の夏祭りでは山車を牽いた子供たちが暑い中、お店の前で山車牽きの終了後に休む、その時「暑い中、みんな頑張ったね!」とひとりひとりの子供たちにアイスクリームを配っていたのを今でも覚えている。
また毎週、土曜の午後はラーメン、かけそばを子供のみ100円で提供していた。
今で言う団地や地域の子供たちのために「こども食堂」をしていた。
父が亡くなり、葬式の際は多くの方々が来てくださったとき、父のしていたことを思い出して話をしてくださる団地の住人の方々が本当に多くてとても嬉しかった。
そんな地域に見守られていたお店もなくなった後「自分を育ててくれた地域や井野団地へ何か恩返しができないか?」を考え、コロナ渦前、取手市井野団地おやすみ処「いこいーの」でボランティアをさせていただいた。
そのボラスタ中、団地や地域の子供たちがいこいーのへ遊びに来ることが多くなり自分の趣味でもあるアナログカードゲームや手作り玩具などで一緒に遊ぶ機会が多い中、子供は子供のテーブルで遊び、大人は大人で会話、御高齢者は御高齢者のテーブルでお茶を飲む・・・・のように世代別に分かれて座っていたのを間近で見ていた中「自分の趣味のアナログカードゲーム」が何か世代を越えた交流のひとつ、きっかけにならないかと考え実践させていただいた。
現在は井野団地内で不定期に、また子供たちが「くろきっしさーん!カードゲームであそびたーい!」と元気な笑顔でこちらを迎えに来ていただいたときに。
また、地域の「こども食堂」などでも「簡単ルールのアナログカードゲーム」としてボランティアをさせていただいている。
■3「創造すること」
普段、井野団地やこども食堂などでボランティアをさせていただいている企画「簡単ルールのアナログカードゲーム」を。
そこへプラスして手作り玩具などで団地の住人の方々、子供たち、親御さんたちを巻き込んで世代を越えた交流ができるのかなどを見る、そして一緒になって体験させていただきたい。
コロナ渦前は午後4時まで、現在は午後2時に閉所のいこいーの。
そのため、子供たちが平日、学校が終わり遊びに来る機会がほぼなくなってしまったこともあり、3街区ショッピングセンター広場やいこいーの、その隣の店舗なども活用されるとのことで今回の「そうぞうする団地」に応募させていただいた。
この交流の中で遊んでくれた方々に団地の名所、出来事やお困りごとなどを聞き、それらを記憶。
その記憶を最終的には廃材などの紙を利用して誰もが気軽に遊べる簡単ルールの手作りのカードゲームまたはボードゲームなどを制作もしてみたい。
また、いつか子供たちに団地の御高齢の方々が気軽に囲碁や将棋を子供たち、親御さん、赤の他人にも気軽に教えられる環境ができるかもしれない。
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