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そうぞうする団地、カードゲームだけじゃあないよ。
現在、取手市井野団地にて取手アートプロジェクトさんことTAPの企画「そうぞううする団地」の実験、活動パートナー「団地カードゲーム会 ISERI」として参加させていただいています。
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季節は11月後半、そろそろ寒くなってきたこともあり、屋外での活動は基本、平日は午後3時~4時半くらい、土・日曜・祝日なども暖かい時間のみとなってきました。
取手市井野団地おやすみ処「いこいーの」の壁にTAPスタッフさんが作ってくださった「団地カードゲーム会 ISERI」の掲示ポスターがあるんですが・・・・カッコイイ、色がまたイイ。
何より自分が考えて、TAPスタッフさんへお伝えさせていただいていた団地の住人の方々が「団地カードゲーム会 ISERI」に偶然「出会えたらラッキー」「ゲリラ開催」としっかり入れてくださっていて嬉しいです。
このポスター、団地の中に掲示板がもっとあったら掲示させていただきたいです。
他人同士とはいえ、遊べる空間を多くの井野団地の住人の方々が共有して見ていただきたい、そして参加していただきたいです。
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先日、いこいーのにて開催された「こども食堂」や「そうぞうする団地」の11月の実験でも大好評だった「どうぶつしょうぎ」
そして手作りで制作させていただきました「いこいーのリバーシ」を
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いこいーの前に置かせていただき、自由に遊べる感じにもさせていただいています。
子供同士、親御さん、御高齢の方々なども御一緒に遊べる形にしてみました。
「いこいーのリバーシ」「どうぶつしょうぎ」のルールなどは前に遊んだ人が次に遊ぶ方々にルールを教えてあげたりできるなど「そうぞうする団地」の提唱する・・・・
・対話できる仕組みがあるか
・未知との出会い、好奇心があるか
・役割が入れ替わったり、役割を自分で選べたりする仕組みがあるか
・スタッフや参加者が健康に関われているか
・・・・といった場面にピッタリなのでは?と思って設置してみました。
先日、早速なのですがお孫さんとおじいちゃんが一緒になって遊んでくださって、次に塾帰りの小学生のお子さんたちやその親御さんが遊んでくださる中、知らない方々が一緒になって遊びつつ会話が生まれたりなど交流ができてとても嬉しかったです。
そして現在、考えていること、実験のひとつにしてみたいことはベンチでこの2つのゲームを使って会話や関係が生まれないかなど、です。
自分も井野団地に住んでいる中、リサーチで外を歩いてみると普段、お互いが見知らぬ御高齢の方々、その女性たちは挨拶の後、日常会話が生まれてっていう形を多く目撃しています。
・・・・が、どんなに同じベンチに座っていても挨拶や会話もない御高齢の方々、特に男性の方々が多くて驚きました。
そして先日、御高齢の男性が座っているベンチに挨拶をして横に座らせていただき、ベンチの上に「どうぶつしょうぎ」を出してみて独り言で
■黒騎士「こう進めるとコマがこう取られてしまうから、どうしたらいいんだろう?」
■御高齢の男性Aさん「お兄さん、これは将棋なの?簡単なの?駒が少ないけど?」
・・・・と興味を持ってくださって一緒に指してくれました。
さらにそこへ別の御高齢の方が通ってくださったので声かけではないのですが今、ベンチで何かをやっていることを伝える感じで
■黒騎士「難しいな、お父さん、強いですね、次はどうやって指せばいいんだろ?」
■通りすがりの御高齢の男性Bさん「あれ?将棋やってるのかい?そこはこう置いた方がいんだよ」
■黒騎士「それがわからないんですよ、難しいからお父さん、代わりに指してくださいよ!」
■御高齢の男性Aさん「おお、やろうやろう。」
といった感じで交代させていただき、おふたりが将棋歴などのお話をしてくださったり、おふたりに会話が生まれてこれが参加させていただいている「そうぞうする団地」のひとつなんだなと感じました。
いつかこのおふたりが「いこいーの」に来ていただけて一緒に将棋を指してくださると嬉しいなぁ。
■おふたり「そういえば、おそば屋のお兄ちゃんでしょ?よく食べにいったもんだよ。大きくなったなぁ」
とお声をいただけたときはさすが驚きました。
ああ、おそば屋さん時代の「ISERI」の屋号を残しておいて本当に良かった。
そして恒例の井野団地にある黒板シリーズ。
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俳句になってる!?すごい、お子さんがいるんだなと驚いた11月後半の「そうぞうする団地」でした。
#そうぞうする団地 #井野団地 #いこいーの #取手市 #取手 #取手アートプロジェクト #TAP