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⑥日本縦断5日目〜小樽2日目〜

「雨は正しい人者にもそうで無い者にも降る」
 チャーリー・ブラウン (スヌーピー)

目標や理想を叶える事は素晴らしい事です。
それに向かって進む道は苦労もありますが、充実感を感じる日々になる事は間違いありません。
しかし「理想」の為に流れに抗う事もいい事ですが、「現実」の流れに任せてしまうというのも1つの生き方です。
旅路というのはその教科書。
小樽2日目もそういった日でした。

朝。
外を見ると小樽は嵐の中でした。
突風吹き荒れ、横殴りの雨。
まるで台風の様な天候でした。
多少の雨風なら行こうと思っていましたがとても無理。
恐らく自転車諸共、小樽湾まで吹き飛ばされるでしょう。
旅人・Kさんも札幌に向かう予定でしたが断念。
2人揃ってゲストハウスで一泊する事にしました。

一泊するはいいとしてもすごく暇であるのは変わらない。
そこでスタッフさん2人・Kさんと自分4人でコーヒーを作る事に。
コーヒーを作るといっても1から豆を煎るところからのスタート。
意外とやった事無かったのでとても新鮮でした。
そしてスタッフさんのこだわりがあり、かなり色々な工程がありました。
(その工程の内容は忘れました笑)
そして煎れたコーヒーを飲みながら、4人で談笑。
小樽の事や旅路の事など色々な話をしました。

コーヒーの容器。スタッフ自慢のモノ。
豆もこだわりのもの。


コンロでやるのもこだわり。
最高の雰囲気でコーヒーを。

会話の中で自分の荷物がかなり多いという話題に。
自分のバックパックは雪山登山でも使えるという特大サイズだった為、かなりの服やモノが入ってました。
しかしそのせいでバランスが取りづらく、進みが遅くなっていました。
なのでこのタイミングで必要最低限の荷物以外は全部捨てる事にしました。
捨てた事によって気持ちも軽くなった様に感じました。

「容量が大きいと人間必要なモノ以外も入れたくなってしまう。
旅人は荷物を多く持たない」

こんな感じの事をインド人・ガンジーや有名人もも残してました。
という事でこれから先の人生もなるべく荷物を背負わず、ラフに生きたいと思います!

その後は少し雨も引いたので、壊れたメガネを直しがてら外を少し散歩。
とはいえ風は強かったので飛ばされそうになりながら海まで歩きました。

破壊された眼鏡。この後京都でも破壊される。
小樽港
雨が止んだとはいえ、かなりの突風

ちなみに小樽の街はかなり人がいませんでした。
それは雨が理由ではなく、コロナで観光客が来ないのが原因。
実際飲食店はほとんど閉まっており、自分が見た中でもほんの数店しか営業していませんでした。
なので夕飯を食べようにも外で食べるというのは無理なので、夕飯探しに苦労したのを覚えています。
結局Kさんがテイクアウト出来るお店を見つけたので、そこで購入。
肉丼みたいなやつをこの日は食べました。
結局海鮮丼といった小樽っぽいものは食べれませんでしたね。
けどこの丼が500円と激安だった+とても美味しかったので良しとしましょう!

500円でこのボリューム

夜もKさんとスタッフさんと過ごしました。
でもこの夜はとても濃い夜で、自分の将来の事ややりたい事などを熱く語りました。
スタッフさんが買ってきてくれた地ビールで少しほろ酔い状態になったのも理由ですかね。
そこで気がついたのが、

「何をしたい」

というより

「どこに行きたい」

という衝動が強い事。
その当時は景色や街に行きたいといった事しかやりたい事がありませんでした。
しかしそれだけでなく

「具体的にどういった人生にしたいのか」

あるいは

「どういった事を成し遂げたいのか。」

といった事を見つけていく必要があるなと感じました。
これ以降、旅路でそういった事を自問自答する時間は増えていきました。
でも元々哲学的な事が好きな自分にとって、充実した時間であったのは間違いないです。
この時の出会いと過ごした時間は、旅をもっと深くさせる大きなものとなりました。

左からスタッフさん、自分、Kさん、スタッフさん
Kさんと。かなりの荷物。そしてイケメン。
おわりに
「これから先、何を成し遂げたいか」
多分これは僕は将来ずっと背負って生きてくと思います。
その理由はこれといったものがありませんが、感覚的にそう思います。
そしてこの志を持たないと多分自分は死んでしまうとも感じる。
僕は一生自分の人生は青春でありたいと思っています。
でもこの自問自答は答えがないです。
特にまだ社会も出た事ない自分からしたら尚更、この答えを見つけるのは難しいでしょう。
でも一つ言える事は、
「様々な事に対して挑戦したい」
という事。
今はその矛先が旅ではなく、ビジネスに向かっています。
自分の人生軸である
「今が一番充実した人生だと言える大人になる」
この言葉を体現出来ればと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました♪
また読んで頂けると嬉しいです。
それではまた!

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