見出し画像

未来屋小説大賞にノミネートされました

昨日発表されましたが、先月刊行された新刊『舞台には誰もいない』(祥伝社)が、未来屋小説大賞にノミネートされました。

未来屋小説大賞は今回で第8回となる賞でして、その名の通り、未来屋書店さんが主催されています。ちなみに、昨年の受賞作は藤岡陽子さんの『リラの花咲くけものみち』(光文社)です。

『舞台には誰もいない』はまだ刊行から1ヶ月も経っていない、本当に出たばかりの作品でして、まだまだ読者の方の手に渡りきっていない状況なのかもしれませんが、こういった場にノミネートしていただけたことで、非常に大きな自信になりました。また、これをきっかけにたくさんの人に呼んでもらえたらなと思っています。

未来屋書店さんといえば、僕もいくつかのお店にお邪魔させていただいたことがあるんですが、どの店舗でも暖かく出迎えていただいたことが印象的です。あとは何と言っても、碑文谷店さんに伺った時に、偶然江頭2:50さんと遭遇して「エガちゃんねる」に出演したのが忘れられない思い出です。

書店さん主催の賞にノミネートしていただくことは本当にありがたいです。それだけで作品への注目度が上がりますし、書き手にとっても「この書店さんが応援してくださってるんだな」とわかるメッセージなので、非常に心強いですよね。

過去にもKaBoSコレクションやうつのみや大賞を受賞させてもらったり(『文身』『楽園の犬』)、啓文堂書店文庫大賞にノミネートしてもらったり(『プリズン・ドクター』)するなかで、書店の皆さんのおかげで自分の作品がたくさんの人の手に渡っているんだ、ということをその度に実感しております。

未来屋小説大賞の発表は12月24日となっています。およそ2ヶ月半の間に、『舞台には誰もいない』をはじめ、ノミネート作品をお手に取っていただけると嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!