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「うるおい」と「弱さ」の時代

『工芸批評』という本があります。この本は2019年、松屋銀座デザインギャラリー1953で開かれた『工芸批評展』に際して制作されたもので、いわゆる展覧会の図録に近いものかと思います。

掲載されているのは、工芸に関する批評が6篇、評者による工芸の具体例紹介や、関連書籍の書評です。工芸の勉強をする上ではかなり役立ちそうな本だと思って購入しました。

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