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1987年生まれの4人
12月発売の小説すばる1月号に、木爾チレンさん、須藤古都離さん、渡辺優さんとの座談会が掲載されています。実はこの4人には「1987年生まれの小説家」という共通点があるんですが、小説すばるが創刊されたのも1987年なんですね。それにちなんで呼んでいただきまして、4人で座談会をさせてもらい、さらには書き初めまでしています。
その座談会と書き初めの模様が、Webでも読めるようになりました。よければご一読ください。
ほぼ全員が初対面同士という中で始まった企画だったんですが、同じ年に生まれたという共通点があるせいか、すんなりと打ち解けることができて、とても盛り上がりました。座談会としては2時間くらい話したんですが、結局、その後も会場を出て4人でカフェに入ってまた2時間くらい話しました。
全員が37歳という同じ年齢だったんですが、この年齢で会えたのもなんか良かったですね、という話も出ました。もっと若かったら、ある程度似通った経歴だったのかもしれないですが、37歳というそれなりに色々経験している年齢なので、みんなが各々の人生を持ち寄って楽しく話し合えたのかなと思います。あと、37歳にもなると若い頃のコンプレックスともある程度折り合いがついていて、必要以上に嫉妬や羨望に縛られなくなったのもいいところかもしれません。
これから5年、10年と経った後でも、またお互いに楽しく話し合えるといいなと思います。