小室徹夜

世界史論述

小室徹夜

世界史論述

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現代史問題集①

【1】1970年代以降、スリランカでは民族的・宗教的対立が激化し、後にこれは大規模な紛争へと発展した。この紛争で争った2つの民族に触れながら、両者の対立が深まった背景について簡潔に説明せよ。 【2】第三勢力の中心として1950年代前半に非同盟・中立外交を展開したインドは、1950年代末から1960年代にかけて「ある国」との対立を深め、外交政策の転換を強いられることとなった。このことについて、簡潔に説明せよ。 【3】1947年と1965年に展開されたインド=パキスタン戦争(

    • 直前期 東大世界史小論述っぽい問題集

      とても東大の作問に及ぶクオリティではないですが、頑張りました。 世界史B(実教出版)と世界史の窓を参考に制作しています。 想定解答・採点基準は一番下にあります。 ☆問題☆ 【1】10世紀後半に独立を果たしたベトナムは、東南アジアの典型的な港市国家とは異なり、イスラーム・ヒンドゥー教の影響を受けることなく中国的な国家として発展した。何故この地域はイスラームやヒンドゥー教の影響を受けなかったのか。当時のベトナムの経済的状況を考慮しながら90字程度で記せ。 【2】明代に東アジ

      • 南アジア史・東南アジア史の論点①

        ☆南アジア史(紀元前〜16世紀)☆ Q.アーリヤ人が前10世紀に経験した民族的移動と、それに伴う社会構造の変化 A.牧畜民であったアーリヤ人は、前10世紀にインダス川流域のパンジャーブ地方からガンジス川流域へと移動し、農耕社会を発達させた。この過程で階層分化が進展し、ヴァルナ制が確立した。 Q.アショーカ王の政策とその結果 A.残虐な征服活動への反省から、仏教に帰依してダルマに基づく政治を展開。仏典結集やスリランカでの布教(石柱碑の建造)を通して仏教の保護者となった。