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石垣島旅行(後編)

石垣島旅行三日目

この日の目的は水上バイク!
特殊小型船舶の免許は6年前に取得したのですが、それ以降、実際に操縦したことはなく、昨年、宮古島旅行前に更新近づいてきた時も、「更新料も安くないし、どうせ乗らないから、勿体無いけど失効でもいいかな。」と考えていました。
しかし、「思い切って宮古島で乗ってみようか!」と突然気持ちが燃え上がり、そのまま更新したのでした。

久しぶりの水上バイク、しかも免許の講習と検定会場は都内の河川だったので、海での操縦は人生初!しかも綺麗な珊瑚礁の海の上ということで、結果的に免許を更新してよかった!海の上を滑っていく感覚に一発で中毒にかかってしまいました。

そんな宮古島での経験が忘れられず、今回も水上バイクをレンタル(別艇でガイドさん付き)を予約しました。

待ち合わせ場所は石垣港のかもめ食堂前

当初、妻と二人乗りを予定していましたが、港内の波の状況を見て、妻は「絶対に酔いそうだからやめとく、車で本でも読んでる。」ということになり、とりあえず私は単独乗艇、そしてガイドさん艇の後に続いて石垣港を出発です。

竹富島が見えてきました

港から外洋に出ると、視界には水平線しか見えないというシビれる世界が広がってきます。
当時、波もやや高めで、私もあまり操縦に慣れていないことから、平均時速40
〜50kmくらいで走行していきます。
非現実的な美しい景色を堪能しながら走行しているうちに、隣の島である竹富島が見えてきました。
勿論、上陸は出来ないので遠巻きに眺める感じになりますが、美しい島であることは一目瞭然!次回はゆっくりと訪れてみたい!

干潮時に現れるという幻の島

さらに進むと小浜島が見えてきて、その後ろに西表島が構えるというアングルに到着。「西表島って、なかなか大きいな。」という印象。

そして引き返す時間となり、再度石垣港を目指します。
途中、干潮時に現れあるという幻の島「浜島」に案内していただきました。
ガイドさん曰く、「最近では地形の変化などあって、干潮時でなくても見えるようになった。」とのことでした。

石垣港からランチに向かいます

港に戻った時刻が正午近く、当然お腹も空いてきました、「ランチはどこにするか。」という話になるのですが、今回は妻が友人から勧められたという店に行ってみることにしました。ちなみに人気店とのことで、事前に予約済です。

石垣港から宿のある地域を抜け、空港方向に県道を進んでいくと、ナビの案内は住宅地の中に入るように指示してきます。
狭い路地を進みますが、どう見ても住宅地で、飲食店があるような雰囲気ではありません。
かなり近づいている感じはするのですが、やはり飲食店は見当たらず、海岸に突き当たったところで、海を眺めていた男性に店名を伝えて尋ねると、すぐ近くということで、教えていただいた通りに進んでいくと、ありました「ばんちゃん」!

ついに辿り着いた「ばんちゃん」

店の外には人の気配がないのですが、店内は満員で一見して人気店であることが感じられます。

メニューの文章から優しさが伝わってきます
ふわとろっだし巻き卵と軟骨ソーキのオイスター煮込みを注文です

注文の際、ホールスタッフの方が料理について丁寧に説明してくれました。
従業員の方の数はかなりの人数かと思いましたが、スタッフの方々からは「このお店が好きで働いている」という気持ちが伝わってきます。
決してマニュアル通りに「やらされている」のではなく、それぞれが自分のスタイルで接客しているという感じです。飲食店を経営している妻からしても「理想的な接客だよね。」という話になりました。

ばんちゃん御膳

そうしているうちに「ばんちゃん御膳」が目の前に!
見た目からして完璧、絶対に美味しいと確信させるオーラが伝わってきます。

これまでに経験のない「ふわとろ」感

メインとしてはだし巻き卵と軟骨ソーキとなるのですが、八重山産のご飯やもずくのおつゆなど、全てクオリティが高く、「う〜ん、うまし」と、孤独のグルメの井之頭五郎みたいに唸ってしまうのです。

デザートもクオリティ高し

素敵な料理と時間を満喫し、会計を終え、店外に出たところ、担当してくださった男性店員の方が話しかけてくれました。
東京から旅行で来ている旨を伝えると、その方も関東のご出身で、数年前に
移住してきたとのこと。にこやかに語るその表情から、人生を満喫されているのでがビシビシ伝わってきました。
勿論、様々なご苦労はあるかと思いますが、ご自身で人生を切り開き、充実した日々を送られているご様子。
私の持論の一つに「生き様は顔に出る。生活ぶりは身体に出る。」というのがありますが、この男性、お顔から人生の充実ぶりが滲み出ていました。

お店のすぐ前には白保の海

素敵な出会いに感謝しつつ、白保を出発します。
もう明日は帰京となりますが、搭乗便は昼なので、動けるのは事実上今日の午後だけ。そこで妻に「最後に行っておきたいビーチは?」と聞いてみると、やはり「米原ビーチ」とのことでした。
そこは意見が一致したので、早速米原ビーチへ向かいます。

またまた米原ビーチ

今回訪れたビーチはどこも美しいのですが、米原ビーチはアクセスの良さや規模感が私たちにハマったのかも知れません。

米原ビーチを後にして、市街地に向かう途中、石垣やいま村近くにあるスムージーとアクセサリーのお店「ちゅらっと。」さん。(句点の「。」も含まれます。)
初日も前を通り、その際には営業時間外だったので寄れませんでしたが、この日はちょうどいい時間だったので立ち寄らせていただきました。

ちゅらっと。
店内は彩豊かです
ちゅらっと。スペシャルを注文
ちゅらっと。スペシャル

普段の生活でスムージーを飲むということは殆どなく、何となくリゾート気分から注文したのですが、マンゴーやパインの味わいに「ヤバい、美味い!」と、ボキャブラリーの乏しさを存分に発揮してしまいます。
これだけトッピングが載っていてこの値段というのは非常にお得感があります。

「ちゅらっと。」さんを出発し、石垣島の観光名所でまだ訪れていない場所をピックアップしたところ、玉取崎展望台という所に行っていないということになり、「展望台というくらいだから、きっと景色は良いだろう。」ということで、再度北上します。

玉取崎展望台の駐車場に到着。目の前には絶景が広がっていますが、さらに展望台方向に緩やかな坂道を登っていきます。

玉取崎展望台の駐車場付近
展望台に向かう途中の景色

坂を登るにつれ、どんどん視界に海が飛び込んできます。

先日訪れた平久保崎灯台方向

日が傾き始めた穏やかな天気、そしてゆったりと時が流れているような感覚の中、暫し景色を楽しんだ後、宿に向かいます。
明日の最終日は宿をチェックアウトしてダイレクトに空港へ向かうだけなので、今回の旅行で訪れる最後の観光地は玉取崎展望台となりました。

宿からの夕焼け空

石垣島四日目

いよいよ最終日ですが、チェックアウト後、レンタカー店に車を返却し、その後石垣空港へ、ということで、改めてみると殆ど写真もなく、搭乗前に食べた八重山そばと搭乗便の写真くらいしかなかったです・・・。

空港で八重山そば
羽田行きの全日空便

以上、今回の石垣島旅行の後編となります。
読み返してみるとその内容の薄さに背筋も凍る思いでありますが、ほんの僅かなところでも、どなたかのお役に立てれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました!
それではまた!

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