石垣島旅行(前編)
沖縄旅行の経験
沖縄旅行は10数年前に、2年続けて本島に行ったことがありましたが、周囲からは「離島もいいよ〜。」という話もよく耳にしていました。「いつか行ってみたいね〜。」と思いながらも月日は流れていった訳ですが、今までの経験上、「いつか」とか「そのうち」という時期は「永遠に来ない」という真理を前に立ち尽くすことが多く、そんな状態を打破すべく、昨年秋に離島旅行第一弾として思い切って宮古島に行ってきました。
宮古島では、美しい海は勿論ですが、星空、食べ物、土地から醸し出される空気感「これが離島の素晴らしさか〜。」と、宮古島の全てに五十路のおじさんは心ときめいたのでした。
そして、漠然と「次は石垣島かな」という欲求が高まってきたところ、夏の訪れを待ち、今回3泊4日で石垣島旅行という運びとなりました。
石垣島到着
7月中旬、羽田発の直行便で石垣島に初上陸です。
到着時の天候は良好、早速レンタカーに乗り込み、先ずは宿に向かいます。
今回お世話になったホテルは、市街地に程近く、ANAインターコンチネンタル前にある「NEST HOTEL」。(すみません、建物の写真はございません・・。)
スタイリッシュなイメージで、シンプルで清潔感があり、屋外プールも併設で快適な宿でした。
荷物を置いて、時刻は午後4時頃でしたが、「日が暮れるまで色々行ってみよう。」ということで、まずは宿から徒歩で行ける「マエサトビーチ」から。
ANAインターコンチネンタルホテル内に位置しており、人工ビーチなので綺麗に整備されています。アクティビティや飲食関係も充実しており、洗練されたリゾートビーチという印象でした。
そして次に訪れたのは、「底地ビーチ」。
到着時はすでに午後5時半頃で、陽も傾き始めており、海水浴客の気配は殆どなく静かなビーチを独占状態でした。ハブクラゲが出現しているとのことでネットが張られており、その内側で安全に海水浴が楽しめるようです。
とても素朴で美しいビーチという感じで、夕暮れ時などにぼんやり海を眺めながら過ごすのに良さそうな雰囲気でした。
もう日が暮れるので宿に戻ればいいものの、欲を出してビーチもう一箇所!
ということで、初日最後に訪れたのは「フキマビーチ」。こちらもホテル敷地内にあるビーチで、先のマエサトビーチ同様、設備や管理面もしっかりしていて、レストランから聴こえてくるオシャレなBGMも相まって、「いかにも高級リゾート」という空気感に満ち溢れていました。
石垣島二日目
二日目は早起きして「折角だからどこかのカフェで朝食を」と、車で宿を出たのはよいのですが、すぐに物凄いスコールが!。
そんな雨の中、市街地に向かう途中ではずぶ濡れになっている自転車で登校途中とみられる学生を数人見かけ、「あんなに制服がずぶ濡れになっちゃって、大丈夫なのかな・・。」と心配になるくらい。
そして雨足は更に強まり、前が見えなくなるレベルになったので、コインパーキングに入って様子を見ることに。
2~30分ほど経ったところでようやく雨も上がったことから、車から降りて目指すカフェへ。石垣島の繁華街のど真ん中にありました「SAN DRIP GAREGE」!。
オシャレなカフェバーといった佇まい、店内にはカウンターでのんびりとお酒を呑んでらっしゃる方々も。いいな〜、このゆったりとした空気感!
メニューも多彩で、結構迷ったのですが、最終的にロコモコ丼に決定!ちなみにロコモコ丼は今までの人生で食べたことはなく、「南の島だから」と、雰囲気に流されて注文した節もありましたが、美味し過ぎて、特に中に入っていたおろしハンバーグが絶品でした。
朝から良い気分になったところで、続いては本日のテーマである「川平湾でのSUP」のため、アクティビティ業者の方との待ち合わせ場所である「米原ビーチ」に向かいます。
待ち合わせは米原ビーチの入り口にあるレンタルショップ「Jelly Fish」を指定されましたが、まだ待合せ時刻まで時間があったのでビーチに下りてみます。
ちなみに、今回の旅行中に石垣島のビーチは殆ど訪れ、勿論どのビーチも素晴らしいのですが、個人的にはこの米原ビーチが一番のお気に入りとなりました。
綺麗なビーチを眺めながら過ごしているとあっという間に時間が経ち、待ち合わせ時間が近付いてきたので、先ほどの「Jelly Fish」に戻ったところ、ちょうど業者の方が到着、他のお客さん達と合流し、川平湾に向かいます。
米原ビーチを出発して約10分後、車は走ってきた県道から外れ、道なき道を川平湾に向かって下りていきます。
到着後はSUPについての簡単なレクチャーがあり、その後は早速川平湾へ!
手付かずの自然の中をクルージング、本当に心が洗われるというのはこういうことなんだなと実感しました。
美しい川平湾でのSUPに満足したところで、何となく小腹が空いてきた・・・ということで、川平の中心部で何か食べよう!ということに。
森の中の道を進みながら中心部に向かうこと数分、到着して驚いたのは「もの凄い観光客!」であることでした。
大型バスも数台停まっており、その大半は外国からの旅行者かと思われました。
お土産屋や飲食店も色々ありますが、やはり観光客の目的はグラスボートでの川平湾遊覧なのでしょうかね、確かに湾内にはボートが沢山見えました。
そして空腹の限界が近いとみられる妻が「サーターアンダギーが食べたい!」とのことで、すぐそばにいい感じのお店を発見。
揚げ物をソフトクリームにつけて食べるというのは人生初だったのですが、最初の一口で「うまっ!」と、思わず声が出てしまいました。
それにしても、何故か「サーターアンダギー」という名前がなかなか頭に入らず、何回か「アンダーサータギー」と言ってしまい、その度に失笑する妻の顔が記憶に焼き付きます。
そんなこんなで川平湾を後にし、そのまま市街地方向でもよかったのですが、ふと「石垣島の北端に行ってみようか。」と思い立ち、とりあえず川平から北上していきます。
1時間もしない内に島の最北端である平久保崎に到着。駐車場に車を置いて、「灯台入口」と記された場所から数分坂道を登っていくと・・・・そこには絶景が拡がっていました。
自然の美しさが作り出すパノラマに感動しながら、平久保崎を出発、夕食の時間帯も近づいてきたので、とりあえず市街地に向かいます。
夕食は何にするか、色々意見はありましたが、私としては「居酒屋」に行きたいと思っていたところ、石垣港近くで「海鮮館どてっぺん」を発見。
実は前の夜、宿近くの居酒屋を訪れたのですが満席の状態で、近辺の居酒屋も予約客でないと入れないという状況でしたので、「多分満席だろうけど・・。」と、ダメ元で入ってみました。
ところが、奇跡的に一席だけ空いており、そこは約1時間後に予約が入っているとのことでしたが、短時間でもありがたい!感謝しながらの着席です。
酒を呑まない妻に車のキーを渡し、注文用のタブレットでビールやおつまみを頼んでいきます。
先ずは、今日も一日充実した時間を過ごせたことに感謝しながら乾杯です。
今までらっきょうには苦手意識があり、甘酸っぱいみたいな風味が受け付けなかったのですが、塩味のらっきょうということで、まさに酒のつまみにぴったりという味わいでした。
石垣牛も柔らかくて味わい深く、美味しかったです。普段はそんなに高級な肉を食べている訳ではないので、「ジューシーとはこういうものか!」と感動してしまいました。
その他にも色々と注文しましたが、どれもこれも新鮮な素材で、その味わいに大満足!そして泡盛にもよく合う料理の数々といういう印象でした。
そして素敵な石垣島の夜は更けていく・・・・。
ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございました!
「後編」については、また気分が乗ってきた時に書かせていただこうかと思います。
それではまた!
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