50代になって感じていること
noteを始めたものの、自己紹介以降の記事がなく、「何か書かなければ」という漠然とした焦燥感に駆られていたところですが、何かかっちりとした記事を書けるようなセンスも無いし、そもそも自分が楽しむために始めたnoteなので、最初は「最近自分が感じていること」くらいの気楽な内容にしたいと思います。
① 何はともあれ健康が最も大切な財産である
「人生で大切なもの」という質問に対して、人それぞれ「家族」や「お金」といったものを挙げられると思いますが、今の私の中で最上位に位置するのは、やはり「健康」でしょうか、これには身体だけでなくメンタルの健康も含みます。
私自身、幸いなことに、これまでの人生で大病を患ったことはなく、悪いのは頭と視力くらいという感じです。
しかし、40代くらいになると周囲の同世代で、様々な健康上の問題を抱える方が増え始め、中には若くして亡くなられるというケースもあり、最悪のパターンとしてはメンタルの健康を崩して自死を選んだ者もいました。
「身体が先か、メンタルが先か」というのはコロンブスの卵のようなもので、何とも言えないところですが、この両立がなければそもそも大切な家族と過ごすこともお金を稼ぐことも困難という状況になってしまうのは当然です。
やはり心身ともに健康な状態を維持するには、食生活のバランス、適度な運動、ストレスを減らした穏やかな心理状態の維持といったところでしょうか。
私にとって、これらを全て解決してくれるのが「ヨガ」でした。ヨガについては別の機会に詳しく書く予定ですが、現在の私がメンタル、身体ともに健やかでいられる要因の多くの部分はヨガによるものだと思っていますし、お金はありませんが、健康という何ものにも変え難い財産はそこそこ持っていると自負しています。
② 役職といった社会的地位というのは意外に儚い
就職氷河期世代ではありますが、運よくそこそこ大きい規模の会社に入り現在に至っており、その規模だけに、それだけ多くの人生を見てきたことになります。
そこには役職至上主義のように激しい出世競争に挑む者もいれば、私のように初期段階で競争から外れ、比較的ノンビリ生きている者もいます。
前者の例のように、家庭を顧みず、趣味も持たず、出世に人生の全てを賭け、そして定年を迎え、関連企業に再就職していく大先輩達、それまで偉そうにしていた人が覇気を無くしてただの老人になっていくケースを目の当たりにしてきました。
現役の我々側も、余程親密な方でなければ役職によって対応は変わります。要するに「その方に礼儀を尽くしていたのではなく、その役職に礼儀を尽くしていた」ことになります。したがって役職がなくなった方は「ただの人」状態になる訳ですから、我々もそれ相応の対応になる訳で、同時に自分達も将来同じ状態になることを認識しておく必要があります。その辺の理解が乏しいと、いつまでも上司ヅラして現役から疎まれる存在になってしまうのでしょうね。
そう考えると社会的地位なんてものは非常に儚いものであり、それよりも何の看板のない素の自分で、趣味でもボランティアを通じてでもいいから、一人の人間としての魅力と言いますか、「人間力」というようなものを身に付けておくことが大切になってくる気がしています。
③ 「いつか」「そのうち」ではなく「今すぐ」
30代くらいまでは、時間は無限にあり、「そのうちやればよい」、「いつかやってみたい」という考えがあった気がしますが、今思えばその頃思っていた「そのうち」とか「いつか」という機会がやってきたことは一度もありませんでした。
しかし、40代に差し掛かり、人生の折り返し地点を意識し始める頃、恥ずかしながらようやく「時間は有限である」という至極当然のことを実感し始める訳です。
そうなってくると、「そのうちやりたい」とか「いつかできたらいいね」みたいな中途半端な気持ちでは、その機会というのは永遠に来ないということに気付くのです。
やはり大切なのは、もし挑戦してみたいこと、そこまで大袈裟でなくともやってみたいことがあるのであれば、それを実行する時期いうのは、林修先生ではありませんが「今でしょ」となる訳です。
実際に「やるなら今だ」と、40代から始めたこと、殆どが趣味ですが、これまでのところ思い切って始めて失敗したという経験は全くありません。むしろ「あの時に始めてよかった」と思うことばかりで、「やらなければよかった」ということは皆無です。
ちょっとした勇気を持って踏み出した一歩、それら一つ一つが蓄積されて、現在の自分を築き上げているのかなと思っています。
読み返してみると、「なんて稚拙で内容が薄いんだ」と愕然とするところですが、もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃれば、心から感謝申し上げます。
引き続き温かい目で見守っていただければ幸いです。
それではまた!
※冒頭の写真は、キューバの首都ハバナを散歩中の一枚です。何気なく撮っても何でも絵になる、そんな素敵な街でした。
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