室内楽と無伴奏
昨日、テレマンのリハが終わってから
「あー、室内楽って難しいね💦」
と言ったら、家族が、
「それでも、ちゃんと今までやってきたじゃないか」
と、言ってくれた。
上が管と弦
チェンバロはなくてリュート
こういう編成は初めてかも知れない。
上声部が体重を預けて歌えるように
リュートが動きやすいように
響きの支えを作りながら
担っている声部を運ぶこと
各奏者それぞれのデリケートな感覚を
言語と音を頼りに探りながら
方法を見つけていく作業は
正直、難しかった💦
最終的に
曲によって弓を変えて対応することで
落ち着いた
それも、アイテムに頼るものではなくて
そこに至るまでの
歩み寄りがあってのことだと思う。
ヴィオラダガンバを
「完全楽器」として扱われることを目指した
ドゥマシ。
彼は、こういう私の試行錯誤を
喜んでくれるだろうか。
春の、もう一つのイベントは
朗読との無伴奏。
そもそもは通奏低音と一緒に書かれている曲を
無伴奏で弾くので
ある意味、テレマンの試行錯誤と
共通するものがあると思った。