愛 | Ai Yamaoka

20歳が旅して考える、これからの自然と生き方 それからたくさんの愛に触れたい

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マガジン

  • 目指せ、私たちが探す自然と循環する建築を!

    いつか、想い描く形で自然と共に循環する建築をしたい。大工になる彼氏と、設計士を目指す私の、成長日記や気づきを綴っていきます。

  • くたばっちまう前に旅に出よう

    ビビりな私でも沢山旅がしたい!荷物と心を軽くして、余計なものを手放して、そうだ、ひとりで旅に出よう!

  • 山暮らし島育ち

    生まれた瞬間から自給自足をしていた。少し変わった暮らしとたくさんの気づきを、その中で育った私の感性で綴ります。

最近の記事

タイでひとり言。🇹🇭 Day. 3

3日目の朝、 ドミトリーのベットから6:30ごろ抜け出す。 また鼻血が止まらない。 どうしちゃったんだ私の鼻は、と思いながら洗面台にいると、また昨日のおばちゃんがバスタオル一枚巻いて無言で入ってきた。 あ、そういう感じね。I know, むふふ。 心の中で小さく呟く。 昨日は動揺したけど、今日はなんだか、 それすらもタイっぽくて愛おしい。 7:00ごろ、朝のバンコク散歩に出る。 8:45にはホテルにタクシーが迎えにくるから、あまり時間がない。 てくてく歩いて、チャイナ

    • 怖さも楽しさも。タイで見つけたひとり旅の法則🇹🇭 Day.2

      バンコクで朝を迎えた。 眠れなかったので、5:30くらいに起き上がって準備していると、個室のシャワールームとトイレに繋がる脱衣室に、バスタオル1枚巻いたおばさんがドミトリーの部屋から無言で入ってきた。 いや、真ん中仕切りがあるとはいえ、ここまでの動線は男女兼用なんですけど!!何事!と思いながらも、タイ人?の緩さにニヤニヤが止まらない。 いいなあ、日本じゃ考えられないなあと思いながら7:00にはホステルを出た。 朝のバンコクの川沿いを歩く。 朝日が柔らかく差してきて、街全

      • ビビりな私の、おかしな弾丸タイひとり旅🇹🇭 Day.1

        私は建築現場で1日12時間働く20歳。 忙しさで本当に大切なものを見失いそうになって弾丸2泊3日のタイ1人旅に行ってきた! このまま、自分の心の声を手放したくない、という気持ちに背中を押された。というかむしろ、蹴り出された、に近い。 普段現場にいる時は、周りは親世代の男性ばかり。その中で監督として意見を通さないといけない。それは経験から、自分に向いているところと向いていないところを割り切れるようになったから、あまり怖くはない。 でも一歩現場を出ると、とにかくビビりな私。

        • 2泊3日の弾丸で初海外ひとり旅 in Thailand !!🇹🇭1日目。 "20歳のうちに"達成 ✌︎ 私は人との間にすぐ壁を作る、そして極度のビビり。 日本というコンフォートゾーンにいると、そのままでいいかなって逃げてしまう。 全部ぶち破りたくてきた。 もう既に、来てよかった!

        • タイでひとり言。🇹🇭 Day. 3

        • 怖さも楽しさも。タイで見つけたひとり旅の法則🇹🇭 Day.2

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        • 目指せ、私たちが探す自然と循環する建築を!
          2本
        • くたばっちまう前に旅に出よう
          4本
        • 山暮らし島育ち
          4本

        記事

          20歳女子、現場監督。仮囲いの中から声を大にして言いたい。

          この"囲い"の中でしか、言語化できない感情や気持ち、今の心の状態がある。 絶対に美化したくないし、忘れたくないから、ここに記しておく。 私は高校卒業してすぐゼネコンに入った。 大手や施工管理に興味があった訳では無い。 直談判した本命の設計事務所を断られ、 求人票が来ていた範囲の中からしか選ぶことが出来ないと思い込んでいた。 もし、進路を選ぶタイミングが、 同い年の大学に行った子達と同じならば、 考える時間や思考を深める時間がたくさんあっただろうし、もっと自分自身の中で色ん

          20歳女子、現場監督。仮囲いの中から声を大にして言いたい。

          思春期に出会った、建築と一人旅。Part.2 一人旅編

          もうひとつ高校時代に、 自分の中でかけがえのないものができた。 それが"一人旅"だ。 走ることが好きすぎて大学駅伝にハマった。 どうしても会いたい選手がいて、 高校1年生の正月に、1人で箱根駅伝を見にいくことを決め、夏休みにバイトでお金を貯めて決行した。 地下鉄なんて見たこともない、 小ちゃい島で暮らす正真正銘の田舎者だった。東京なんて未知の世界で本当にあるのか? と疑いつつ、2020年1月1日の夕方夜行バスに乗り込み、約13時間の道のりが始まった! 後で聞くと、バスの

          思春期に出会った、建築と一人旅。Part.2 一人旅編

          思春期に出会った、建築と一人旅。Part.1 建築編

          私が建築と出会ったのは小学校6年生の時。 愛媛では有名な自然素材×伝統工法にこだわる設計事務所の方が母の知り合いにいた。 その方が設計されたお家の完成見学会に連れていってもらった。 その頃は細部までは理解していなかったが、その空間の美しさに何かを感じていた。 今なら言語化できる。手刻みで丁寧に大工さんに組まれた木造の表し軸組、竹小舞が、時間をかけて熟成された土を纏った土壁、寝転がるとふわっといい匂いが香る畳、木の味わいのある造作家具に、雰囲気が暖まる照明。自然と寄り添う暮

          思春期に出会った、建築と一人旅。Part.1 建築編

          島暮らしで育まれた、小さな反骨精神と大きな違い

          そんな山での生活を続けていたが、大きくなるにつれて、"周りとの違い"に敏感になるようになった。生活にしかり、食事にしかり、親の職業にしかり。(前編から続いています。) 小学校中学年の時に、山奥から瀬戸内海にある小さな島の、誰も住んでいなかった父の実家の古民家に移り住んだ。父が玄関の土間に薪ストーブを据え、煙突を通すために土壁に穴を開けた。その自由さと空いた穴から庭を見通して、暮らしは自分たちの手で作れるし、それが楽しいことだと実感した。 島は美しかった。 いつも目に入る青

          島暮らしで育まれた、小さな反骨精神と大きな違い

          生まれた瞬間から自給自足

          私は少々面倒くさい20歳である。 それには私のルーツが深く絡んでいる。 生まれてから8年間、ポツンと一軒家ばりの山奥で家族と自給自足をしながら育った。お隣さんは2軒、あとは家の前の谷を挟んだ向こう側に小さく小さく民家が見える。 上京して出会った父と母の間に生まれた姉は喘息持ちだった。美味しい空気と水と自分たちの手で作った安心な食べ物で育てたいという両親の思いから、私が生まれる直前に、父の実家がある愛媛にUターンして山暮らしを始めた。 私は冬の寒い日に隙間風がたくさん入る

          生まれた瞬間から自給自足