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決意

良い日もあれば、悪い日もある。

ここまで来るのに三か月。たった三ヶ月なのに長かった。
ライターの応募をしていて、その結果が先日やっと来たのだ。

テスト記事でまずは仮登録だが合格を頂いた。
やった~!とりあえず節目でホッと一息、嬉しかった。

今回の合格を頂いた仕事は、自分の書いた取材記事がそのままSNSに載る。
その掲載記事を見て、先方との間に入っている会社の方が修正部分があれば連絡をくれるとのこと。
あまりお金にはならないし、月10本のノルマがある。出来るかドキドキだが、そのままの文章が載るのも緊張感があって面白いし、勉強にもなるから思いきってやってみた。

実は、テスト記事を書くためのお店への取材や、フリーペーパーに載せるイベント告知の取材も、約10年前にしていた感じとは少し違う印象を受けた。

取材相手の方は、10年前は歳上の方が多かった。自分から話す方が多く、取材であまり困った印象は無い。しかしこの前行った時は歳下の方ばかり。ちょっと以前と勝手が変わっていて自分でも驚いた。

こちらから聞かないと話してくれなかったり、聞いても曖昧なイメージを教えてくれる。イベント告知なのに中身がほとんど決まっていない上、イベントのイメージはこんな感じですと言われた時は頭が真っ白になってしまった。

この日はフリーペーパーの方が同行してくださりなんとか取材を終えた。帰り道ではこんな場合、どうやって記事を書くかコツを伺い無事入稿まで終えたが、今までの勝手と違い少しドキドキしてしまった。

まだまだ勉強不足だなと、痛感した。質問の仕方も悪かったのだと思う。
時代も目まぐるしく変わり、自分も歳を重ねて変わったこともたくさんある。慣れてきても決して天狗にならず粛々と淡々と仕事をこなしたいと心から思った。

これに加えて現在は、大学の通信教育で勉強中。アートライティングを学んでいて、受講前にはアートを再発見したものを新たに伝えていくためのノウハウを学べると聞いていた。まだ数か月だが少し勉強してみると、アートだけに使えるものではなく、紀行文や、インタビューにもアートライティングとしての見方が役立つようだ。

計画的にやっているつもりでも、提出前2週間になると急に本を読み直したりレポートを書いたり忙しくなるのだから、仕事のことは先に無理なく進めておきたい。今月末までに5本のレポート。夏学期は何とか乗り越えたけれど、結構大変だった。前みたいな徹夜にならないように計画的に進めようと思っている。

いろいろな面で勉強しながら経験を積み重ねて、確かなものを手に入れていけたらこんなに嬉しいことはない。

捨てる神あれば拾う神あり。

応募してもご縁が無かったところもいくつかある一方で、以前からお仕事をさせていただいていた地元のフリーペーパーでは、ありがたいことに二つ返事で快諾いただいき、引き続きライターをさせていただいている。それ以外のお仕事もご厚意で頂きながら、細ぼそと毎日過ごしている。

足りないところが多々ある私に、寄り添って励ましてくれる人もいるのだ。
頑張らなければと、再度心に刻んだ。

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