「呪われの身の僕は、ある日アイドルのマネージャーになりました。」 Part3
ーーーーーーーーエントランスーーーーーーーー
テロ男1:あ゛?あそこの女2人捕獲してここに連れて来い!!
テロリスト2人が女2人を捕獲し1箇所に集められた人質の元へ連れて行った
テロ男2:さっさと来い!
女1:きゃぁ!
テロ男3:一体何処にいたんだよ、この女達
女2:あの人は…命は助かるって…言ってたけど…
夏鈴:私達…どうなっちゃうんだろ…
山崎:分からない…麗奈と玲と瞳月と愛季がいないし…
森田:〇〇くんも居ない…
小池:誰か…私達を助けて…っ
詩乃:(きっと、何か助ける方法を見つけて動いているはず…信じてるからね〇〇くん)
ーーーーーーーー3階ーーーーーーーー
〇〇:(ここは静かだな、テロリスト犯がいるかどうか…柚華の力使うか)
柚華:(妾の力が必要なのか?)
〇〇:(うん、柚華の能力使って敵の位置を把握したいんだ)
柚華:(なんじゃ、そんなの簡単じゃよ)
〇〇:(じゃあ、力使わせてもらうよ)
瞳は赤く染まり〇〇の身体からは妖力が溢れ出てきた
〇〇:(柚華のごく一部力でこんなに妖力が溢れ出てくるってほんとやばいよな…)
〇〇:さて、やるか「気配察知」
〇〇:(位置はわかった、さてと…行くか)
階段で3階4階へと次々駆け上がりテロリスト達を気絶させていった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
刑事1:ホテル内の状況は
警官:テロリスト集団が20名以上います
警官:人質は50名以上かと思われます
刑事1:テロリスト集団の要望は一体何なんだ
刑事2:まだ、テロリスト達からは何も言われてないんだよ
刑事1:なんだと?じゃあ、テロリスト集団の目的は何だよ
刑事2:大体は社会への不満とか、人質の誰かにすごく恨みを持ってるって可能性があるかもしれませんね
刑事1:人質の誰かを恨んでかこんなテロ行動取るとはな…相当根深い恨みだ
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〇〇:えっと…ここは7階、俺が泊まってる階か…
〇〇:(7階って、櫻坂メンバーも泊まってたよな…皆無事に逃げてエントランスの方へ居るといいけど…)
〇〇:(7階はテロリスト達が3人と部屋に引きこもってる人が2人か、先にテロリスト達を気絶させて捕まえるか)
テロリスト達がいる方へ走って向かって行った
テロ男8:おい!男がこっちに居るぞ!!
テロ女6:こっちは簡単に殺せる武器を持ってるのに向かってくるなんて命知らずね!
テロ女7:アイツの事は殺しちゃって良いよね?
テロ男8:歯向かってきたって事で殺していいだろ
テロ女6:ははっ!悪いけど死んでもらうわ!!
テロリスト3人達は構えて銃向け〇〇を狙って連射させた
〇〇:(残念だけど、そんなの怖くないんだよね…散々撃たれたりしたから)
走る速度を上げて高く飛び上がり天井を蹴りテロリスト3人の背後に回った
テロ男8:はっ!?嘘だろ!
〇〇:残念だけど、あんた達には気絶してもらうよ
男の顎狙い掌底打ちし衝撃で男の身体を吹っ飛んだ
テロ男:ぐ…はっ…!!!
テロ女6:何コイツ!?動きが人間じゃないわ!
〇〇:失礼だな、人間だわ!
女の横腹に回し蹴り入れては最後に殴って女を気絶させた
テロ女7:む、無理…っ、こんな人相手にするなんて…っ
〇〇:まぁ…自分の運の無さを恨むんだな、恨むなら
テロ女7:カハッ…!
一瞬で女の鳩尾に膝蹴りを入れ気絶させたテロリスト3人達の装備を外し拘束して動けなくした
〇〇:さて、この部屋に引きこもってる2人の所に行くか
ーーーーーーーー705号室ーーーーーーーー
〇〇:ここだな、失礼しま〜す
ドア開けて部屋へ入って行く
〇〇:あれ、瞳月さんに愛季さん?
瞳月:え…〇〇さん、どうして…?
〇〇:なんと言いますか…こんな騒ぎになってるのでメンバー全員が無事か確認してるんですよ
愛季:この階に3人くらい銃を持った人達がいたはずです…その人達に見つからずに来たんですか?
〇〇:3人は気絶させたので大丈夫です
瞳月:〇〇さんって、やっぱり強いんですね
〇〇:そんなことないですよ、2人とも無事でよかったです
愛季:他のメンバー達は無事なんですか…?
〇〇:今の所は、瞳月さんと愛季さんだけが見つかったので…後のメンバーはエントランスの方で人質になっているかもですね
瞳月:そう…ですか…
〇〇:2人とも、ここで大人しくしてて下さい
愛季:どうしてですか?
〇〇:僕は2階から上がってテロリスト達を潰してるんです
瞳月:〇〇さんそんな危険な事してるんですか!?
〇〇:せっかく楽しみにしてたライブに観光の時間を潰されたんだ、テロリスト集団には罪を償ってもらわないと気が済まないんだよ
不敵な笑みを浮かべながら〇〇の身体からは黒いオーラが溢れ出てた
愛季:〇〇さん…相当楽しみにしてたんだな…
〇〇:無事にここに戻ってくるので待ってて下さい
瞳月:はい、分かりました
部屋を出て〇〇は次の階へ向かって行った
ーーーーーーーー8階ーーーーーーーー
〇〇:(そろそろテロリスト達と通信が取れなくて怪しんで動き始めるだろうな)
〇〇:(8階も櫻坂メンバーが泊まってたよな、ここにも2人引きこもってる人居るし、この2人の元へ早く行こ)
〇〇:(今、あそこにいるテロリスト達は後向きか…背後狙って一発で気絶させるか)
足音消して走って行きテロリスト2人の背後狙い一瞬で気絶させた
〇〇:はぁ…疲れますな〜
同じように装備を外し動けないように拘束し壁に寄り掛からせた
〇〇:え〜っと…809号室、誰だよ…隠れてる奴…
〇〇:(まぁ、隠れるのが当然か…、テロリスト達、立ち回りとかちゃんと入念に作戦考えてないのか?)
〇〇:(セキリュティとか、今泊まってる人達の名前とか確認したりするんじゃないのか?)
〇〇:(まぁ、いいか、隠れてる人を確認して後9階と10階のテロリスト達を潰すだけだな)
ーーーーーーーー809号室ーーーーーーーー
〇〇:失礼します〜、入りますよ〜
〇〇:寝室に居るのか
寝室の方へ歩いて行く
〇〇:え〜…、守屋さんと大園さんじゃん
守屋:はぁ…〇〇くんで良かった…
大園:どうして、〇〇くんがここに?
〇〇:まぁ、色々とありまして…2人はまだここで大人しく隠れててください
守屋:それは分かったけど…
大園:〇〇くんは何をするの?
〇〇:ちょっと、10階まで行って誰もいないか確認をします
守屋:危険だよ!すごい音したし!
〇〇:銃声ですね、大丈夫です、海外なら簡単にぱんぱんなってますんで
大園:え!?銃持ってるならだめだよ!
〇〇:大丈夫です、いいですか?絶対にここで大人しく隠れてて下さい、約束ですからね
守屋:約束する…〇〇くんも無事で戻って来る事を約束して?
〇〇:もちろんです、約束します
大園:約束出来なかったら、メンバー全員で怒るから!
〇〇:出来ない約束はしないので大丈夫です
そう言い残し809号室出て〇〇は9階10階へと駆け上りテロリスト達を気絶させ武器や装備を外し拘束した
〇〇:はぁ、疲れる…これからもっと疲れる事するんだけどね〜
〇〇:(テロリストのボスは一体なにを考えているんだろ、何が目的なのか聞き出さなきゃな)
〇〇は守屋、大園、瞳月、愛季、4人を保護し1階のエントランスへ向かって行った
ーーーーーーーーーーーーーーーー
守屋:ねぇ、あの拘束されてた人達いたけど…全員〇〇くんがしたの?
〇〇:はい、最初は血祭りの刑にしてやろうかと思いましたが、何かしら理由がないとこの人達もこんな事はしないだろうと思い冷静になり拘束にしました
大園:血、血祭り…
瞳月:1階のエントランスの方にはまだ居るんですよね?
〇〇:はい、いますよ、まぁ、その事は安心して下さい
愛季:なにか、考えでもあるんですか?
〇〇:一応考えてはありますよ、何パターンか
男3:お前達今まで隠れてたのか!?
〇〇:まぁ、隠れてやり過ごそうかと思いましたが…その手は使えなさそうだと思い皆で隠れながらここまで来ました
男3:まぁいい、お前達にも人質になってもらう
男2:黙って隠れてりゃ良いのによ!馬鹿かよこいつら!
山崎:麗奈、玲!良かった…無事で…
守屋:すごく怖かったよ…皆に会えて良かった…
森田:瞳月に愛季も無事で良かった
瞳月:皆さんここ1箇所に集められてるんですか?
森田:そうみたいだよ、ホテルに泊まってる人達全員人質にしたみたい
愛季:時間帯的に、観光する為に出て行った人達もいるんじゃ…?
夏鈴:その可能性はあるかも
松田:時間がお昼過ぎくらいだったからね、どこかでご飯食べたりとか、お買い物したりとかもすると思うし
田村:それにしても…この人達は何が目的なんだろ…
詩乃:この人達の中に恨みを持つ人物がいるとか、あとは〜社会への不満があってその事を聞いて欲しくて解決して欲しくてやってる可能性があるかも
山崎:それならやり方間違えてるじゃん
詩乃:色々と試したのかもね、最終的にはこういう行動を取るしかないってなったんだと思うよ
瞳月:まだ、可能性の話ですもんね
詩乃:そうだよ
男2:何コソコソと話してんだよ!!
男2は銃を構え天達に銃口を向け引き金に指を添えいつでも撃てる体勢になった
〇〇:あ〜ぁ、人に銃を向けるなんて危ないよ!そこの君!!
男2:なんだよ、てめぇ
〇〇:え、ただ銃を人に向けてる君に注意しただけだよ?
男2:てめぇ、ナメてんのか!?そんなこと分かっとるわ!!
〇〇:ふーん、それなら良いんだけどさ
男1:お前、何がしたいんだ?
〇〇:おや?君がこのテロリスト集団のボスみたいだね
男1:そうだが、質問に答えろ
〇〇:僕は人質になっている人達を怪我させずにホテルから出してあげたいんだ
男1:無理だ、俺にはやりたいことがあるからな
〇〇:やりたいこと…ね〜、それは何なの?
男1:俺は女共が許せねぇんだよ!!
〇〇:何があったの?
男1:俺は普通の会社員だった、でもある日突然…俺は冤罪に遭った、当時付き合ってた彼女が睡眠薬を飲まされてホテルで無理やり襲われたって警察沙汰になった…俺は無罪を主張したさ何もしてないからな、彼女は入念な計画を立てて犯行したのさ
〇〇:なるほど、それで当時の彼女さんが今このホテルに泊まってるってことか
男1:嗚呼、なぁ、その計画彼女だけで考えたと思うか?
〇〇:それは難しいね、誰か協力者はいると思うな
男1:正解だ、お医者様の息子に協力してもらったんだよ
〇〇:じゃあ、計画を立てる前から付き合ってたってことになるのかな?
男1:お前察しがいいな、その通りだ、お医者様の息子は結構頭が良かったみたいでな、俺が100%捕まるように色々と手回ししてたんだよ
〇〇:それで君の復讐相手はいるのかい?
男1:そこにいるよな!有栖麗羽(ありすれいは)、如月柊斗(きさらぎしゅうと)!!
有栖:なに、アンタあの事根に持ってんの?
如月:今更かよ、んなもん証拠は出ねぇぞ
男1:黙れ!俺はお前らを殺す為にここまでしてんだよ!!
〇〇:まぁ、君がこの2人殺すだけで止まってくれるなら俺はそれで良いんだけどね
男1:残念だが、君の要望は聞けない…あれから女全員が信じれない!憎くてたまらないんだよ!!
〇〇:はぁ…そっか、なら俺は君を止めないとな
〇〇:「妖術・白面金毛九尾の狐憑依」
柚華:(妾を使う時が来たか、守りたいもの守るんじゃよ)
澄嶺:(どーして私の力は使わないのー!!)
〇〇:仕方ないでしょ、澄嶺の妖力は強すぎて切り札としてしか扱えないんだよ
澄嶺:(まぁ、大鬼神の力は妖力の扱いが特殊だからな)
〇〇:そういうこと、じゃあお仕事しますか
髪は金髪に染まり瞳は赤くなり〇〇の全ての身体能力が最大まで強化された
男1:1人で何喋ってんだよ!
〇〇:俺は大丈夫だから、君はこの2人殺すの?
男1:当たり前だろ、お前ら2人は死んで償え
有栖、如月の2人に銃口を向け頭を狙い撃ち殺した
〇〇:さてと、次は俺の番かな…
男1:退け、女全員殺すんだよ
〇〇:俺には守らないといけない人達が居るんでね、殺させないよ
男1:じゃあ、お前死ね
銃口向け連射し〇〇は弾丸を全て手で掴み粉砕させた
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夏鈴:ねぇ、〇〇くんの髪と瞳の色…変わってる…
守屋:〇〇くん、撃たれたのにどうして怪我してないの…?
大園:何か誰かと話してたみたいだったよ
山崎:…とりあえず私達は大人しくしてよ……
森田:そうだね、あの人…普通に2人撃ったし…〇〇くんにも向けて何度も撃ったから…正直、私怖いや…
保乃:私達…殺されるのやだよ…
詩乃:(〇〇くん、あの時の呪いの力を使うのね)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇:あ、そこの2人さ動くなよ?
男2:は!ふざけんなよ!!
男3:人質は俺達でいつでも殺せんだよ!!
〇〇:そんなもん、知らねぇよ
その場の空気が一瞬で凍り付き〇〇からは物凄い威圧を放った
男2:っ…!!?!
男3:(こいつ…一瞬で雰囲気が変わった…)
〇〇は男2と男3を殴り一瞬で気絶させた
男2:グハッ…!
男3:クッ…(速すぎて全然見えなかった…)
〇〇:はぁ、あとはお前だけだよ
男1:それでも、諦めると思うか?
〇〇:そうか、じゃあお前はもう眠ってくれ
男1は銃口向け連射し〇〇は弾丸全てを粉砕しながら歩いて近づいて行く
男1:なんで当たんねぇんだよ!!お前、バケモノ!!
〇〇:俺はもう人間じゃねぇんだわ、さよなら
男1の顔面を鷲掴みしそのまま床に後頭部を強く打ち付けた
男1:っ…!
男1は後頭部を強く打ち付けられ全身の力が抜け床にぐったりとなり気絶した
〇〇:ぐぁ゛!!?
〇〇の身体に激痛が走り苦しみながら床に倒れ元の姿に戻りすると突然柚華と澄嶺が現れた
柚華:〇〇!!
澄嶺:もしかして、呪いが影響してるんじゃ…
柚華:〇〇…とりあえず安静に出来る場所に連れて行くよ!
この後、ホテルに警察達が入って来て気絶していたテロリスト集団達を手錠付け連れて行き、人質にされていた人達はホテル内で何が起きていたのかを聞かれ、〇〇は病院に運ばれて行った
ーーーーーーーーーーーーーーーー
詩乃:あの、〇〇くんは…!
医師:〇〇さんは、気絶してるだけなので大丈夫ですよ
詩乃:そうですか…良かった
夏鈴:早く見に行きましょ
松田:〇〇くん、無事に目覚ましてくれるといいけど
櫻坂メンバー全員は〇〇が眠っている病室へと入って行った
瞳月:〇〇さん、大丈夫かな
愛季:どうして、撃たれても怪我がないのかな…
山崎:〇〇くんに説明してもらお
森田:うん、金髪になって赤い目になった事も聞こ
守屋:〇〇くんにはすごく重い隠し事があるのかも…
〇〇の傍から柚華と澄嶺が突然現れた
柚華:その事は、妾達が説明しよ
澄嶺:〇〇はずっと隠そうとすると思うし話してあげるよ、どうして当然倒れたのか、私達は一体どんな存在なのかもね
to be continued……。