(◍•ᴗ•◍)🌙
もう11年を過ぎてしまったけれど 毎月九日は 祥月命日だ、と顔を上げる。 そろそろ、あなたを語らなければ 一緒に歩いた日のように あなたに追いつけない気持ちがする また、並んで歩けるように 少しずつ、 あなたを語りたい。 〈私の永遠の相棒猫に。〉
よこがお。愛。
けりぐるみを噛む。夢。
窓の向こうに ゆりかごみたいな月。 あなたのように、可愛らしく みえたよ。 ブチ、あなたのことを やっと形にできそうで、 姉ちゃんは、少し、ホッとしてる。 まだまだ、これからやから みててな。
なにかひとつ。 それを探してきた。 はじめから完成するものなんか あるはずがなかった。 みな、少しずつ積み重ね、 積み上げて 形になってゆく。 なにか、ひとつ。 私のそれは、みつかるだろうか。