始まりの光
光り輝く朝
まばゆい光が
わたしを捉え
絶え間なく降り注ぎ
わたしというものを
あっという間に新しくする
毎朝
わたしは
光しかないまばゆい世界で
光に包まれながら
産まれ落ちる
進化し続ける地球に
その瞬間から今が始まり
いつまでも終わりはやってくることはない
まばゆい光の世界では
とても高く厚い塀で取り囲んだ牢獄のような場所であっても
鍵をなくして開けることを永遠にあきらめたような場所であっても
誰も足を踏み入れることは許されないような場所であっても
地球上のありとあらゆるすべての場所を
瞬時に
真っ直ぐな光で照らしていく
どんなに隠れようとも
見つかってしまう
見透かされてしまう
暗闇は一掃され
光でしかない世界が現れ始める
それは
愛と調和でしかない世界
新しい地球の始まりを告げる光である