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子どもたちからもらったもの

こんにちは
教育学部 発達教育課程 初等連携教育専修 2年の松下ももです。

ぜひ、最後まで読んでください。

今年の春、私は新しい挑戦をした。

それは、小学校の学生ボランティアをすることである。
文教大学に入学してからの1年間、教員になるために多くのことを学んだ。ただ、それは教科書の中や映像の中。そして、先生の話の中。実際に子どもたちと関わってみると、大学の中では感じられないことや、学べないことがたくさんあった。その中で感じた、私が今年一番感動したことと言っても良いくらいの出来事を紹介しよう。

まず、小学校の学生ボランティアとは、半日から一日小学校に行き、担当のクラスで子どもたちの学習支援をしたり、先生の補佐をしたり、休み時間に子どもたちと遊んだりするものである。バイトとは違ってお給料はもらえないものの、実際の教育現場に入ってみると学ぶことが大きい。大学で学んだ通りにはいかない現状も見えた。そして、先生の給食を食べる速さには驚いた。
ある日の音楽の時間、私が担当していた2年生が、6年生を送る会で歌う「believe」を練習していた。しかも、手話付きで。私は、子どもたちの姿に引き込まれ歌い終わるころには涙が流れそうだった。「2か月間の中で週に1~2回しか関わっていないのに。」そう思った。特に、授業中落ち着きのない子どもたちが恥ずかしそうにしながらも、一生懸命歌を歌う姿には心を打たれた。

こんなことがあったからか、文教大学体育会サッカー部のスローガンである「世界一感動を与えられるチーム」になることは難しくないと思っている。数回しかあったことがなくても、初めてあった人でも、人は人が一生懸命やっている姿に感動するのである。その人とどれだけ長い時間関わってきたのかなど関係ない。「世界一はどれだけの感動だ」そんなのも基準なんてない。誰かを感動させることができたら、それは「世界一の感動を与えられたチーム」であるだろう。

37 須田 翔太
あたりは強いけど優しい男。大学から始めたサッカーに本気で取り組む姿に感動した。彼と部活の話していたときに聞いた言葉、「○○君、復帰するのめっちゃ嬉しいけど、また俺の試合出る順番が下がる。復帰するのはめっちゃ嬉しいんだけどねー。」
私はサッカーできないけど、一緒に頑張ろうね!翔太!

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