WIMBLEDON 体験記 #5 第2週はどんなん?
長年の夢だった The Championships ( 全英ウインブルドンテニス大会)を見てきました。初日から最終日まで2週間、この大イベントを直接・間接に体験したので、記録に残しておきたいと思います。これから行かれる方の参考になるような情報も書きますので、ご覧ください。なお、6回ほどの連載にさせていただきます。
今まで、The Championships の第1週(July 4~ 9)での個人的体験を書いてきたが、これから、第2週以降に見聞きしたものについて報告する。第2週目の火曜(大会9日目)になると本選シングルスは準々決勝、ダブルスは準決勝が行われる。本選(Gentlemen's & Ladies' Singles and Doubles)以外にどんな試合があるのか、さらに今までにアップしていないことを載せ、多角的な Wimbledon体験記にしたい。
Tuesday, July 11, starting at 7:20 am
2週目になると Ground Passは容易に手に入ると聞いていたので、少しゆっくりと出発。ローカルのバス路線を使ってみる。6:50のバスに乗ると、ボールボーイやボールガールも乗っている。集合時間が7:00過ぎなのであろう。
No.2 コートのチケット入手
7:20amぐらいに QUEUEINGに参加。すぐにQ Cardを受け取る。Q Card と共にオレンジ色のリストバンドも配布していたので迷わずGET。No.2コートの当日入場券が買えるという。これはラッキー。5時から並んだわけでもないのに。このオレンジバンド(Show Courtsの当日券購入保証 兼 入場チェック用)を求めて、一週目は徹夜する人もいたわけである。「空席の数だけオレンジバンドは発行される」と公式ガイドに書いてあった。2週目は少し様相が変わってきたぞという感覚。
結局会場に入れたのは、10:00am 過ぎになるのだが、£47でNo.2コートに席を確保できたのはありがたい。
第2週の会場の様子
第2週になると、本選ビッグシードの試合はほとんど Show Courtsで行われる。屋外コートで楽しめるのは、前週末に始まったジュニアの試合。今週から往年の名選手が出場する Invitation Doubles。さらに車椅子の試合などである。会場の様子を感じていただけるよう動画をアップする。
Order of Play
様々な試合を効率よく見て回るためには、Order of Playの情報が必要である。会場のあちこちにボードで示してあるが、ほとんどの観客は、携帯のサービスを利用している。オンタイムで進行状況がわかるので大変便利である。
男女ダブルス
本選の男女ダブルスの何試合かは屋外コートでも見ることができる。
Boys’&Girls' singles and doubles
かなりインパクトのあるのが、至近距離からみることのできるジュニアの試合である。ジュニアとは言えかなりのテクニックとパワーに世界のテニスレベルの高さを実感。
Invitation Doubles
現地にきて初めて知ったのが、レジェンドたちが参加する Invitation Doubles である。イワニセビッチ、ヒューイット、ナブラチロワ、ヒンギス等、歴代チャンピオンの名も見える。僕はダブルスの名手 Bryan Brothersの試合を楽しませてもらった。Entertainment 精神たっぷりでユーモラスなプレイとそれを支える衰えない技術、素晴らしいショーであった。
Wheelchair Games
木曜日からは、車いすの試合も始まる。
Wimbledon 名物 Strawberries and Cream
会場内では様々な飲食物が提供されているのだが、名物が Strawberries & Creamである。Wimbledonの街中に大きな看板が出ていた。
会場近郊で当日に積んだ新鮮なイチゴをいただいてみた。(動画)
このように、本選トーナメント以外にも、様々なお楽しみが The Championships にはある。
次回は、大会最終日の様子を報告します。