WIMBLEDON 体験記 #1~下見と甘くなかった first try~
長年の夢だった The Championships ( 全英ウインブルドンテニス大会)を見てきました。初日から最終日まで2週間、この大イベントを直接・間接に体験したので、記録に残しておきたいと思います。これから行かれる方の参考になるような情報も書きますので、ご覧ください。なお、6回ほどの連載にさせていただきます。
WIMBLEDON 体験記 #1 下見と甘くなかった first try
Wimbledon駅
長年の夢だった、WIMBLEDON生観戦。シンガポール・チャンギ空港での5時間ほどの乗り継ぎ待機も含め、30時間あまりかけての長旅の末、7月1日(土)の夕方に宿舎に到着。当日は休息。あ~しんど。こんな大旅行は、若い時にやっとかんとあかんね。
翌日、7月2日(日)。開幕の前日ではあるが、街の様子と当日券売り場を下見に出かけることにする。少し太陽は顔をのぞかせているが、曇り。風もあり、寒い(気温17°C)。
まず、会場への足となる、鉄道の駅 (Wimblidon Station) へ行ってみる。駅前の小さな広場に大きな看板が出ていた。
また、ロンドンからくる観客を乗せるシャトルバス用の列を作る通路も作られていた。
Wimbledon駅から、All England Lawn Tennis Club (以下 AELTCと略)に行くには、地下鉄(Tube)の路線をSouthfields 駅まで行きます。ちなみにこの区間はまだ地上を走っています。ロンドンの中心地(下図の青い部分)からは、TubeのPicadilly LineでSouthfields駅までくることができます。
Waterloo駅からSouth Western Railwayという電車でWimbledon駅までくる観客もたくさんいます。
最寄駅から当日券用列の現場へ(前日)
会場やQUEUEへ行くにはいくつかの方法があるが、Southfield駅を利用するのが最もわかりやすかったので、とりあえずそこまで行ってみました。
Southfield駅を出ると、Wimbledon Park Roadという通り沿いに目的地を目指します。道沿いにのぼりが立っています。よく見ると2種類あります。一つは、チケット保有者向けのものです。
そして、もう一つ「チケットを持っていない人」つまり僕=当日券購入者に対しての案内です。
同じ道沿いですが、進行方向に向かって左側に、当日券を求める列(Queueといいます)の入り口があるので、道の左側を歩きました。
QUEUE入口
QUEUEとの遭遇
入口の係員(Steward と volunteerの2種類の人がいます。 )の指示に従って、Wimbledon Parkに入ると、Qという旗を持った人がいます。ここが列の最後尾です。
この日は開幕の前日だったのですが、すでに徹夜組が列を作り始めていました。動画もありますので、よければご覧ください。
https://youtu.be/dpsQEk_LxUwhttps://youtu.be/dpsQEk_LxUw
何時から並べば Show Courtの当日券が買える?
ボランテイアと話をすると、上位シード選手が試合をするShow Courts の当日券は、「午前5:00くらいから並べば手に入るんじゃない、しらんけど」という感じ。研修もあるので、明日は並べないけど、情報を get して下見は終了。ちなみに Show Courtsは、雨天時には室内コートにもなり、夜間照明も備えてある(Centre, No.1, No.2)コートのことで、屋外コートがすべて観覧できる Ground Pass では入場できません。
外から会場を見ながら、徒歩でWimbledonまで帰宅
The Champioships の会場は、QUEUEができるWimbledon Parkを道一本隔てています。目隠しの向こうから、練習する音が聞こえてきたり、業者の車が中に入ったりと、開幕が迫っている雰囲気がしています。僕は、来た時と同じ道は通らずに、歩いてWimbledon駅近くの宿舎に戻ることにしました。
会場とQUEING、TUBEの位置関係は下図のようになる。
Wimbledonの街に歩いて戻る途中には、Wimbledon Villageという瀟洒な町があります。
Wimbledon Village まで歩いて、Cafeで休息をとりました。このあと、しばらく歩いて帰宅。下見は終了。
初日にダメ元でトライしてみた
翌日(7月3日、月)。大会初日。午前5:00に並べば何とかなると言われた、Show Courtへの入場券。研修終了後、ダメもとでトライしてみました。
結果は、「売り切れ」で Gound Pass を買う列にも並ばせてもらえませんでした。なかなか、厳しいスタート。どうなることやらと心細く思いながら、小雨の中、帰宅したのでした。
次回は、幸運にも、センターコートでジョコビッチの試合を見た経緯を報告する予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?