WIMBLEDON 体験記 #3 ~お祭りイベントQUEUEING~
長年の夢だった The Championships ( 全英ウインブルドンテニス大会)を見てきました。初日から最終日まで2週間、この大イベントを直接・間接に体験したので、記録に残しておきたいと思います。これから行かれる方の参考になるような情報も書きますので、ご覧ください。
Premium Seats を当日券で買えるのは Wimbledon だけ
ウインブルドン大会では、センターコートなど最高級のチケットも当日に入手することができる。(なお、これは最初の10日間のみ)
したがって、その当日券を狙って前の晩から泊まり込みをする人々も出てくるというわけだ。連日、多くの人が当日券を求めて長い行列を作るので、大会の名物になっている。ピクニック気分で楽しめるので、それ自体が大きなお祭りとなっている雰囲気だ。
チケットは徹夜をしなくても朝早くから並べば、Show Courts =Centre, No.1. No.2 コートを除くほとんどの試合をみることのできるGround Pass というチケットを購入することができる。
Queueの入り口では、次のようなメッセージが僕を迎えてくれた。
数少ないShow Courtsの当日券を手に入れようと前夜から並んだ人たちも起きだしていた。
列の最後部に並んでしばらくすると朝日の登場。気持ちの良いイングランドの夏の朝である。
QUEUEINGの場所
Queueingは、広大なWimbledon Parkで行われる。下図のテントの絵のあたりで、Queueig が始まる。
列に参加する人がまずするべきことは、最後尾がどこにあるかを探すことである。Queueの最後尾には、”Q”という旗を持った係員がいるのですぐにわかる。
列の最後尾はどこ?
QUEUE Card ~安心のカード~
しばらく並んでいると Queue Card が配られる。これを入手すると一安心だ。入れない人数を超えるカードは発行しないみたいなので、チケットを入手できる確率は高い。また、番号がふってあるので、一時列から離れても、元の位置に戻ることができるからだ。
至れり尽くせりの諸施設
長時間並ぶことになるので、様々な施設が用意してある
まず、旅の荷物や、テントなどのキャンプ用品を預ける施設がある。あずけることのできる荷物の大きさには制限があるみたいなのでご注意を。
(詳しいことは AELTCのホームページを参照)https://www.wimbledon.com/en_GB/about_wimbledon/queuing_code_of_conduct.html)
ケーターリングも出ていた。コーヒーの屋台も出ていました。
水も無料で提供されていました。
簡易トイレもあります。
わからないことがあれば、 Steward に相談すればなんでも教えてくれます。この人たちは AELTCの社員みたいです。「会社」というのは正確ではないかも、でも給料はもらっているという話)この人たちとボランテイアで、この行列をコントロールしているので、安心して参加することができる。
当日券を売り始めるのは、9:45から。9時前になると ticket 売り場の列に並ぶため小さなゲートで Q Cardのチェックがはじまる。ちなみに、初めてチケットを買ったとき、僕はこのゲートを通ったら販売所がすぐ近くにあるとぬか喜びをした。(その経緯については前回の記事をご覧ください)
チケット売り場への行列もそこそこ長いが、朝から並んでいればそんなに時間はかからないはず。行列に並んでいても、トイレ等で列を離れてもQ Cardを見せれば元の場所に戻れます。また、切符購入時には、このカードを見せる必要があるので、なくさないように大事に保管しましょう。
会場への入場は10:00 am。手荷物検査がある。試合開始は11:00am。
次回は、朝5:00から並んで丸一日を enjoy した経験と、大会会場には何があるか報告します。