東南アジアの旅17日目タイ。パタヤ→アランヤプラテート
この日、朝8時のバスに乗り、タイとカンボジアの国境の街、アランヤプラテートへ向かった。
バスは2本、8時と18時発のバスがあり、初めは18時のバスに乗ろうと思っていたが、おそらく、18時までパタヤにいると、パタヤの夜の華やかさにつられ、もう一泊してしまいそうだったので、早起きして朝一番のバスに乗った。
バンコク→カンボジアへ陸路での交通手段はネットにたくさん情報があったが、
パタヤ→カンボジアの情報が少なく、行けるか心配だったが、バスターミナルに行ってみれば普通にあった。
情報が少ない時は不安だが、達成した時のこういう小さな喜びがいい。
揺られること約6時間、アランヤプラテートに到着。
バスから降りると、すぐにお決まりのトゥクトゥクの呼び込みが。
だいたい決まってぼったくりが多いので断り、場所を離れる。
しばらくして今日泊まるホテルのをGoogleマップでひらくと現在地から7kmと表示される。
流石に遠いなと思ってトゥクトゥクに乗ろうかと引き返すと、トゥクトゥクの姿がない。
あたりを見渡しても車通りも少ない田舎道。
仕方ない、歩くか
直射日光を浴びながら7kmの道のり。
たまにトゥクトゥクも通るのだか、結構な田舎道、こんな道を空で走ってるはずもなく全て先客が乗っている。
また一台トゥクトゥクが遠くからやってくる。
一応手を上げるが、これも先客が乗っている。
横を軽快に通り過ぎる。
かと思いきや、少し先で泊まってくれた。
期待を膨らませ走ってそこまで向かう。
すると先客の人が一緒に乗って良いよ!っと言ってくれ、少し先にあるその人の家まで乗せていってくれ、その人の家から、車でホテルまで連れてってくれた。
その後ホテルへチェックインし、少しアランヤプラテートの街を散策した。
陸路でカンボジアへ向かうための国境の街だからと立ち寄っただけだったが、
この街にはバイクで回るほどのマーケットや市場がある。
このマーケット、外国の古着屋等が仕入れによく来るらしく、
隣国のカンボジアからもこのマーケットの需要につられ、たくさん働きに来ているほどだ。
(そのめにこの街に住んでいるカンボジア人がたくさんいて、子供たちはタイに住みながら国境を超えてカンボジアの学校に通っていた。)
このアランヤプラテートの人達は先ほどのヴィンさん含めすごく良い人ばかりだった。
英語もほとんど話せなく、共通の言葉がないにもかかわらず、一生懸命互いに伝え合って、最後は笑顔で礼を言いあう。
こういったやりとりをこの半日だけで何度もした。
言葉以外でも意思疎通ができること感動する。
もう少し時間があればもう一泊くらいしたかった。
なにげなく立ち寄った街だが、すごく印象に残る街だった。
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