神輿に乗る人、担ぐ人
光希重名士の姓名判断的ココロ(63)
中居正広氏の性加害?問題、収まる気配がありません。ヨーロッパの放送局まで放送するに至り、とうとうフジテレビも中居氏への「事情聴取」に踏み切るようです。《外圧に弱い》日本の特徴でしょうか、困ったものです。
『既に示談がなされている話なので、仕事の再開は問題ありません。』などと強弁した中居氏、ある意味〈傲慢〉とも捉えられる態度だと言えるでしょうが、彼をそんな人物に仕立て上げたのは明らかにテレビ局です。
数字を持っているタレントにはめっぽう弱いのがテレビ局です。何故なら視聴率という絶対的な〈縛り〉がテレビ局にはあり、視聴率が取れなければスポンサーが離れてしまい、局の経営が成り立たなくなってしまうから。
だからこそ国民的な人気を誇り、司会としての能力にも長けた中居氏には逆らえないし、神輿に乗せて祭り上げる必要がありました。どんな人でも周囲から祭り上げられ続ければ、いずれ多かれ少なかれ傲慢にもなりましょう。
中居正広
【遺伝】12、【対人】19、【本能】20、【本質】13、【天命】32
彼の名前には残念ながら〈奉仕の精神〉や〈強い正義感〉、或いは〈周囲の空気を読む力〉などが見当たりません。甘えん坊と暴力的な意識が行ったり来たりの0系列数や繊細でもあるが反面神経質なところが目立つ9系列などが、仕事や人当たり・性愛の傾向などに現れてしまった結果、今回の事件が起こってしまったのだろうと考えています。もともと【天命】の32画は周囲の人を大事にする大吉数にも関わらず、祭り上げられて徐々に傲慢に…
一番の被害者は勿論「X子」さんでしょうが、祭り上げられ続けてきた中居氏も、ある意味被害者と言えなくもない。5種類しかない画数の内で、精神的には弱い2系列数が二つある中居氏は、本来気が弱い人の筈なのです。
テレビ局が著名タレントに忖度しすぎて「女性の上納システム」があったのだろうとか、人気者故、きっと女性の方から近づくこともあっただろうとか、様々な意見が散見されますが、「忖度」自体はどんな業界にもどんな仕事にも、大なり小なりついて回るものです。それが「商売」である限り。
例えば大手の広告代理店には、大スポンサー企業の役員クラスの師弟が必ず存在します。言うまでもなく広告枠を無理なく確保できるからですが、綺麗事を言ってみたところで、ビジネスには必ずそういう側面があります。力のあるタレントからはテレビ局が得られるものが大きいからこそ、今回のような問題が起きる、とも言える。1タレントだけの問題で終わらせるべきではありませんよね。大きく言えば視聴率ばかりを追い求めるスポンサー企業のあり方まで、よくよく考えさせられる案件なのではないでしょうか。