阿部詩選手の大号泣
光希重名士の姓名判断的ココロ(21)
兄妹同日金メダル連覇に期待がかかっていた、女子柔道52㎏級の阿部詩選手が、パリオリンピックでまさかの2回戦敗退。たまたまリアルタイムで観ていたのですが20代前半の女性が、しかも圧倒的に勝ちたいと声に出し、ここ数年負け無しで来ていたところへ、一瞬の隙を突かれまさかの2回戦敗退。一瞬頭が真っ白になり何が起きたのか理解出来ず、負けたことが分かった途端にありとあらゆる感情が押し寄せ、パニックになったのでしょう。
安部選手が号泣するすぐ近くでカメラマンが執拗に撮っていたこと、放送もいつまでも彼女の姿をとり続けていたことに違和感を覚えてはいましたが、彼女の号泣に対しては不快感などは持ちませんでしたね。様々な著名人やコメンテーターが賛否を表する中、「武道家として、もっと毅然として欲しかった。」「対戦相手は冷静に、勝って驕らず、素晴らしい態度だった。」などとコメントしていた人もいました。ただ単に驚いていただけなのでは?
この意見に対しては若干違和感を覚えました。《武道家》って、いくら圧倒的に強いと言っても、20代前半の現代女子ですよ。ちょっと時代錯誤なんではないでしょうか。たしかに柔道は昔は「武道」であり、それに人生をかけている人達は《武道家》だったでしょう。そこには武道家としての矜持もあったのかも知れません。しかし、スポーツ化され、広く外国にも普及し、オリンピックの種目になっている柔道は、もはや日本人から見た《武道》ではないのでは? それを気に入らないと思うのは自由ですが、「例え勝負に負けても《武道家》であれ!」というのは、柔道が武道であって欲しいと願う人達の、価値観の押しつけにすぎない気がします。嘉納治五郎氏は柔道の普及を考えた時、武道ではなくスポーツとしての姿を描いていたのでは?
阿部詩
【遺伝】28、【対人】13、【本能】13、【本質】28、【天命】41
【天命】の41画は「実力人間運」「実力運」などと言われ、どんな世界でもひとかどの人物になり得る、他を圧倒する成功者になれる吉運です。しかも男女を問いません。彼女の場合生き甲斐たる【本質】が28画。8系列数はアスリート数であり、体力に恵まれるだけでなく、身体を動かすこと自体が楽しいのです。冒険心も強い。41画は自らの意志を着実に実行し、それを成長に繋げ、結果成功に導かれる画数であり、【本質】の28画と、【遺伝】にも28画があるので、アスリート運の家系も合わせ、スポーツの世界にどっぷりつかってきたのは理解出来ます。【対人】と【本能】に13画をダブルで持っているので、とにかくポジティブシンキングで明るく、人懐っこい性格&行動パターンで、周囲の人から可愛がられる存在なのでしょう。
しかし、完璧な姓名はありません。何故なら系統数は10あるのに、人は5種類までしか姓名判断上は画数を持てないから。阿部詩選手の場合、《勝負強さ》に直結する0系列数がありません。それでも才能と努力によってこれまで圧倒的な強さを築き上げてきたのでしょうが、神様のいたずらか、もっと強くなれ!という試練なのか、今回の大番狂わせとなってしまいました。
因みに対戦相手だったウズベキスタンのケルディヨロワという名前、【天命】つまり総画数は20画。当に一発勝負に強い名前であり、阿部詩選手が持たない0系列数が明暗を分けてしまったのかも知れません。いずれにせよ、阿部詩選手は意志の強さの1系列、身体の強さの8系列、そして何事もプラスに捉える楽観的な3系列数という《武器》を持っています。しかもまだ充分若い。今回の号泣で「悪いもの」は洗い流し、さらなる強さ・高みへと、邁進していくことになるでしょう。いや、邁進して欲しいと願います。
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