日本浮上の1丁目1番地

本日(5/9)付けの読売新聞朝刊によれば、熊本県で行われた水俣病の地元団体と伊藤環境相との懇談で、遺族が話している途中で環境省の職員が遮ったとのこと。「話をまとめてください」、その上、マイクの音を消したという。

国家公務員の人達は基本、《学生時代はエリート学生だった》のでしょう。つまり、大東亜戦争後のGHQによる「WGIP」の「間違った」教育内容を素直に受け入れ、何の疑問も持たず成長し、テストで良い点を取り「いい大学」へ入学・卒業し、安定した生活への要望と、ちょっぴりの〈奉仕精神〉的な満足を得るために国家公務員試験を受け、通り、就職したのですね。

国家公務員は一般になかなか忙しく、就職後にはなかなか勉強をする暇もなく、アップデートも出来ないままに年齢が上がり、いつしか学生時代に受けたリベラル左派ばかりの教授達の教え・薫陶を、忠実に守り続けている状態なのでしょう。そして周りもそんな人達ばかり、これでは「アップデート」も出来ないし、別の視点で世の中を捉え直すことも出来ないのでしょう。

「WGIP」とは平たくいえばGHQが押しつけた《自虐史観》であり「日本は酷いことをした、日本人は酷い国民だ、戦争を起こし、特にアジアには侵略戦争を引き起こし、本当に申し訳ないことをしでかした国なのだ。」…という基本的な歴史認識を植え付ける目的で捏造された「教育方針」でした。

アジアの小国日本の「強さ」を心底怖れたアメリカは、根本的に日本人の意識を破壊するために、まずは子供の教育から始めたのです。それは現在、見事に実を結び、日本人本来の優秀さや倫理観はドンドン破壊されています。

教育を破壊するということは、優秀な子供達は全て洗脳されてしまうことと同義。結果、戦後の「エリート」はリベラル左派へと成り下がり、自虐史観をベースにしか日本と日本人を考えられなくなっています。

学者もマスメディアも法曹関係者も、およそ「エリート」と呼ばれる人達は、学生時代勉強が出来たことと、その後の忙しさからアップデート出来ずこの洗脳から抜け出せないままなのです。アジア諸国に対して、欧米諸国に対してどこか卑屈で強気に出られないのは当にそこにこそ理由があります。

エリートたる国家公務員もそう。大臣もそう。だから、こんな風に、懇談会なのに時間を勝手に区切って、それを過ぎたらいきなり音を消す、なんて暴挙が行えるのです。日本人はダメだ→自分はエリートだから、まだマシな方だ→他の日本人はダメだから導いてやらないと→俺たちの言うようにすれば良いんだ…とまぁ、こんな考え方なのでしょうね。一般的な日本人を見下しているのです。「役人仕事」のベースは、こんな所に原因があるのかも。

先ず隗より始めよ、です。教育の改革が日本浮上の1丁目1番地。WGIPで作られた教育なんて、ゴミ箱に捨てるべきもの。日教組も一切不要。日本人が作る、日本人のための教育が今こそ必要です。でないと、日本は消滅する。

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