マーフォーク使いの新人【モダン】
自己紹介
・マーフォーク使いの新人
2023年春からマーフォークを使って、約1年半になるchapaといいます。
このたび念願だったチャンピオンズカップ店舗予選を突破したので、記念として初めてnoteに投稿しようと思います。読みづらい点も多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。
・今回の実績
チャンピオンズカップ店舗予選突破
MOでの成績 5割超(ようやく黒字になってきました汗)
・Xアカウント
@chapaking2
現在の環境
・マーフォークの立ち位置
正直、かなり厳しいです。
直近の禁止改訂により、「ナドゥ」「悲嘆」が禁止になり、エネルギーアグロがトップメタになり、肩で風切って歩いている状況。
マーフォーク使いにとって、そんなエネルギーアグロは、1:9で不利がつくくらい、絶望的なマッチアップです。
そんな環境でマーフォークの生きる道は、この2つ
①エネルギーとの相性を改善する
②エネルギーメタのデッキを逆に食う
自分自身も、各種情報サイトで研究、MOで何度も負け越し、ようやく今のリストに落ち着きました。
・近隣のメタ
近隣のメタは、エネルギーアグロが最大勢力です。
競技勢と呼ばれている方ほど、エネルギーアグロを使用している印象があります。そのため、キープからプレイまで、全く隙がありません。
続いて、エルドラージ、コントロール、ルビーストーム、URウィザードなどのデッキが続く印象です。
・自身の目標
モダンシーズンでの店舗予選突破(できれば本戦出場…)
前回のモダンシーズンは、仕事の影響もあり、ほとんど参加できなかったので、今回のシーズンにかける思いは強かったです。
デッキリスト
8/31の海外の大会で結果出したリストをベースに、マーフォーク使いの方の所感、自分の扱いやすさを考慮して、このリストに。
デッキコンセプト
・カウンター多めの構成
否定の力×4 拒絶の閃光×3のピッチカウンター7枚でカウンター多めの構成で作りました。
一般的なマーフォークではメインのカウンターは多くても6枚(否定の力×3 拒絶の閃光×3)
さらにサイドから、厳しい説教×4 記憶への放逐×3と、カウンターを追加する場合もあります。
環境に打ち消さなければならないカードが多く、勝ちに直結するカードより、負けないためのカードの採用を優先しました。
・ピッチを構え、展開は全力で
デッキの基本は全力展開。フルタップアウトすることが多いので、ピッチカウンターとの相性が非常にいいです。
クロックを置きながら、各種カウンターでバックアップ。自身のプレイングの甘さもピッチが助けてくれます。
採用したカード
各種ロード(三叉矛、アトランティス、呪詛抑え)×4
激浪の形成師×4
薬瓶×4
は、どのリストも、ほぼ固定で採用されているので、それ以外の採用したカードについて触れておきます。
・メイン
クリーチャー
銀エラの達人×4
1ドローが偉すぎです。拒絶の閃光を採用する場合、銀エラがいないとすぐに手札がカツカツになります。オークは怖いですが、安全に出せるときに出せば意外になんとかなることが多いです。
マーフォークのペテン師×2
役に立つ時と、そうでない時がはっきりしている子。
最近ドメインzooとマッチすることが多く、カヴーの除去。ウルザの物語の構築物トークンにも刺さります。天敵のエネルギーアグロにも多少の抑止力になります。デカブツを寝かせて、最後の押し込みにも
海の先駆け×4
マーフォーク界では4積みが常識だと思っていましたが、馴染みがない方にはメインから場に出すと、ビックリされることもありました。先駆けイージーウィンがあるので、メインは4積み確定です。
海と空のシヴィエルン×3
神。
しかし最近は、電気放出、静牢のせいで、やや場持ちが悪くなっている印象。これが殴りだすとゲームがかなり有利になるので、1枚か2枚に減っても、また3枚に戻っているカード。
スペル
否定の力×4
ここがこのリストの1番の特徴。
エネルギーアグロの影響で増えた全除去のカバー、天敵「一つの指輪」、コジレックの命令、全塵など、当てる先はとても多いので、4枚採用。
多めに取ったため、ほぼほぼ欲しいときに手札にあり、上記のような致命的なカードをカウンターできています。相手のライフや、盤面の状況を見て、本当に必要なときに切る、見極めが大切です。
拒絶の閃光×3
銀エラのとの相性抜群。
濁浪、蛙、難題の予見者など厄介なクリーチャーをはじきます。
否定の力より、見れるカウンターの幅が広いので大切に使いたいです。
ピッチで打つと、クロックが減るのが弱点。そのため2枚にしたこともありましたが、やっぱり3枚が落ち着きました。
朦朧への没入×4
通称ボルトランド。土地としてはもちろん。バウンス、カウンター、ピッチのブルーカウントとしても、大変有用な存在。
これを含めた土地2キープで、相手先手1ターン目にハンデスされてゲームが終わりかけたこともありました。
土地
魂の洞窟×4
取りすぎな気もしますが、厳しい説教、呪文嵌めなど、カウンターが環境で多くなっているので、これも悪くはなかったかなと。
天上都市、大田原×2
マークタイド戦でのカウンターされないバウンス。
自身のティシャーナの潮縛りをこれで戻して、薬瓶から再度出すプレイなど、とても有用なので2枚被りは怖いけど、2枚採用。
変わり谷×1
最近、海の先駆けで島になることが多いです。
魂洞が4枚なので、どうしてもここが減ります。魂洞が減ると、増やせそうです。1枚ですが、シヴィエルンのカバーや、呪詛抑えのマーフォークカウントで時々ありがたみを感じます。
キャノピーランド×2
フラッドしたときの1ドローがありがたいです。
実際にこの1ドローでロード引いて勝ったことも。
【朧宮、水面院の不採用】
最近、血染めの月を採用するデッキがちらほら目立ちます。マーフォーク対策で島をできるだけ少なくする構築をしていましたが、ある程度の基本地形の確保のため、最近は採用していません。大田原、キャノピーランドの採用の優先するため。
・サイドボード
記憶への放逐×3
エルドラージ呪文、指輪などなど、当てる先に困ることがほぼありません。エルドラージとの相性が改善したグッドカード。
厳しい説教×4
エネルギーアグロのために採用。しかし、エネルギーアグロと全然当たらないため、使用感が確かめられず…(うれしいやら、悲しいやら)
マークタイド系(オーク、蛙など)、ヨーグモス医院にも刺さり、マークタイドとも相性が大分改善しました。
減衰球×2
ルビーストーム、トロンを見るために。
エルドラージランプ(普通に土地を伸ばすタイプ)には、採用しないように気を付けたいです。
ティシャーナの潮縛り×3
メインからサイドに。
強いけど、最近手札でもたつくことも多かったので、サイドに移して正解でした。刺さるデッキには刺さるので、この形を継続。
緻密×3
私のスキル不足を補うキーカード。
主にエルドラージ、マークタイドで採用。
フルタップでも、相手の脅威から身を守ってくれます。4カーン、濁浪など、相手の脅威や、こちらのキルターンを早めるために大いに活躍してくれます。
ゲームプラン所感(書けるものだけ…)
絶望的なマッチと、自分が得意とするマッチについてだけ…
・エネルギーアグロ
基本的に無理だと思います。当たらないことを祈るのみ…
・UBマークタイド
蛙と濁浪をいかに効率的にバウンスするかが鍵。サイドからカウンターの追加、交換。厳しい説教とってから、蛙が本当に楽になりました。
こちら後手で閃光がある場合は、形成師を1ターン目に出す場合も(説教があれば、もちろん説教優先)
いかにマナや、手札、墓地のカードを使わせて、相手からテンポをとっていくかの戦い。
・エルドラージトロン
コジレックの命令を効率的に打たれて、マナ加速されると負けです。
そのためのカウンターが非常に重要。コジレックの命令をめぐるマッチだと思っています。相手に気持ちよく命令を打たせなければ、勝機が見えてきます。
形成師と、海の先駆けで土地を縛っている間に、クロックパーミッションを決める形になるのが理想です。
まれに、全塵や本命のカードをを通すために、変なタイミングでコジレックの命令を打ってくることがありますが、相手のライフや盤面をよく見て、釣られないように戦いましょう。
・エルドラージランプ
前述したように、こちらのタイプは減衰球があまり効きません。サイドから入れないように…。
・ジェスカイコントロール
基本的には、6:4くらいで有利なはず。ピン除去、全除去が盛りだくさんですが、薬瓶、魂洞を多めに採用しているため、相手のカウンターの分だけアドバンテージをあるように感じます。相手が打ち漏らした何体のクロックを守りつつ、ライフを刻んで勝つイメージ。
空の怒り、指輪、フレージ、3テフェあたりはカウンターしたいところ。至高の評決はきついですが、最近は多くて2枚なので祈るのみです。没入でカウンターできるのは忘れない。
・ドメインzoo
力戦下でのドラコができるだけ着地しないようにプレイ。
カウンター、ペテン師、緻密でいなしつつ、ロードでダメージレースを勝つのがねらい。力戦探しで結構マリガンしてくれるので、ピッチでカウンターしてもリソース差があまりつかないことも。
ブン回りされたら負けなので、仕方ないゲームもあります。
プレイで意識していること(悩んでいることも
・1ターン目の激浪の形成師のプレイ
【手札に閃光を構えているとき】
UBマークタイドの「蛙」
エネルギーアグロの「2マナ(猛竜、アジャニ)」
ストームの「ラル」
【少しでもクロックを速めたいとき】
土地を縛らなくていい、縛っても効果が薄いデッキ
基本はキッカー込みでプレイするけれども、上記の場合は素出しでもいいのかな…と(特に閃光構えの際は、1マナ展開は正解なのか…)
・呪詛抑えのサイドアウト
瞬速、ロード、打消しと優秀なカードですが、なくていいかな…と思うこともあり、結構な割合でサイドアウトすることがあります。
相手はサイドアウトしていることを知らないので、必要以上にケアしてくれることも。ただし強いカードであることは間違いないので、サイドアウトの是非は使う人によって分かれると思います。
・海の先駆けのサイドアウト
ストーム、青絡みのデッキにはただの2/2のなので、サイドアウトしますが、最近はフェッチから基本地形をもってきてケアする相手も多いので、サイドアウトも考えたことも。
現在は、サイドアウトしないですが、ここも悩みどころです。
今後の展望
・サイドの見直し
やっぱりチャリスを採用したい。チャリスをとれると
・リビエン(チャリ0)
・ストーム(チャリ1、チャリ2)
・バーン(チャリ1、チャリ2)←最近、謎に多く当たる
・エネルギーアグロ(チャリ1)
あたりを見ることができる。
枠を作るためには厳しい説教のところか…。そうするとUBマークタイドとの相性が変わるかなと。
・モダンは負け覚え
どこかでこのような格言を聞いたことがありますが、負け覚え以外に、効率的にゲームプランを身に付ける方法を模索しなくては。恥ずかしがらず、どんどん話しかける、記事、所感を投稿するとか…
お礼
初めての投稿で、大した内容でもないのにここまで読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。
マーフォークの師匠と思わせていただいている方にも、予選突破にメッセージをいただき、大変ありがたかったです。漁業組合にも所属させていただいていますが、組合員の一人としてエリア予選がんばります!
本日、仲間も店舗予選を突破!!ともにエリア予選行脚ができそうです。(もう一人の仲間は苦戦中…がんばれ!)
マーフォークは、打消しあり、ブン回りあり、土地縛りあり、しゃくりありの、使っていてとても楽しいデッキです。今は正直苦しい環境ですが、何とか乗り越え、まずはエリア予選に向けて頑張ります!
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