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人権とは何か?を考える
法律を学んだ人たちと議論していると、彼らは人権こそ至上の理念だと考えています。とにかく彼らは一番大事なものは人権であると頑なに信じて主張してきます。「民主主義の本質は人権だ!」「死刑など非文明的で人権侵害だ!」と何でもかんでも人権を絡めてきます。もちろん西洋人から与えられた人権です。
私たち一般的日本人は「我々人間は神の子であり、生まれながら自由や理性や人権を授けられているのだ」などと言われても
この世は「正しい」さえ知ればそれで充分である
私のブログに対して「よくもまあ、飽きもせず善ばかりを書き続けられるものだ」という批判もありますが、私は善ぐらいしか皆さんに伝えられるような知識もないので善に特化しているのです。ですから善にあまり関係のない投稿はすべて削除しました。しかし善、つまり「正しい」さえ分かれば、この世の中それで充分なのです、それですべてが調うのです。そのことを早く分かってほしいものです。
私はとにかく善、つまり(道徳的に
「無知の知」を善の定義で考える
ソクラテスは産婆術という問答法を考えました。これは対話して相手の答えに含まれる矛盾を指摘して、相手に無知を自覚させて自分自身で真理に導く方法です。
このソクラテスの「無知の知」について少し考えてみれば、ソクラテスは「賢人たちは本当の善(絶対善)とは何かを知らない」と言うことを知っていたのでしょう。また善はよい意味の言葉にはすべて内包していて、善こそ全ての良い言葉(愛、幸福、尊厳、勇気などなど)の
何故、人を殺してはいけないのか?
現在においても「何故、人を殺してはいけないのか? 正しくないのか?」と言う問題は盛んに議論されています。ずいぶん昔の問題を今でも議論されていると言うことはまだ確かな答えが出ていないと言うことです。それではこれはいかなる答えを求めて議論されているのでしょうか。それは人を殺してはならない確かな理由、根拠です。「正しくない」と言うならば、確かな、間違いのない理由、根拠が必要となるのです。
また「人を殺