好き嫌いは3歳までに形成される?
ピーマンが嫌いな子、
緑のものを食べようとしない子、
一度は出会ったことがあるのではないでしょうか。
子どもはなぜ好き嫌いがあるのでしょう。
「味覚」は、新生児の段階からかなり発達していると言われています。
赤ちゃんは、味の違いに関して、ほとんど大人と同じ反応を示すということが明らかになっています。
しかし、身近な大人から与えられるものであれば、よほど変な味のものでなければ、大抵のものを受け容れる傾向もあるようです。
それはつまり、「乳幼児期に食の好みが形成される」ということです。
具体的にいうと、乳幼児はこの時期に口にしているものを覚え、
3歳くらいからは、新しい味のものをあまり食べようとしなくなる傾向が強まるということです。
離乳が遅れ、固形物を口にする時期が遅くなるほど好き嫌いが激しくなると言われていますが、言い換えるならば、食の好みが最も形成されやすい時期に経験することのできる食物の種類が限られてしまうために、好き嫌いは生じてくるということですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?