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思い出の音楽アルバム4:神聖かまってちゃん「つまんね」(2010)

人生、思い出のアルバム4枚目に取り上げるのは
神聖かまってちゃん の 「つまんね」(2010)です

他のnoteについてはこちら↓

私がかなり落ち込んでいたときに出会ったアルバムで、
神聖かまってちゃんを好きになる決定打ともいえるアルバムです。

元々かまってちゃんとの出会いは、エリオとかまってちゃんの「Os-宇宙人」をアニソン週間ランキングか何かで聴いたのが最初で、
その後ニコ動に上がってる神聖かまってちゃんのデモ音源を色々聴いて好きになっていきました。
神聖かまってちゃんの楽曲としては「天使じゃ地上じゃちっそく死」がファーストインパクトでした。それまで王道なロックバンドばかり聴いていた身としては衝撃でした。「死にたい」「もう嫌だ」の連呼、そしてギターの激しさとシンセのリフレイン。こんな歌詞でありながらとてもキャッチ―で耳に残るのが神聖かまってちゃんのすごさでもあります。
この歌い方アリなんだ!こんなな歌詞歌っても歌って成立するんだ!と音楽に対する見方をグッと広げてくれたバンドです

家庭内の事情で非常に精神が弱っていたこともあって、このアルバムをTSUTAYAで借りてきて呆然とリビングで聴いた覚えがあります。
もうそれからというものの神聖かまってちゃんしか聴けないくらいにはまり込んでいく中学3年生時の自分なのでありました…

私個人の経験は横に置いておくとして、
邦楽ロック、オルタナティブロックの名盤として語り継ぐべきアルバムだと思います
シューゲイザーの要素も色濃いですし、ロックや打ち込み要素もそうですし
ディープな音楽性を内包しながらもかなりポップに聴くことができるのが凄い部分です

もちろん、歌詞の側面はもう唯一無二でしょう
ボーカル・の子自身が受けてきたいじめや引きこもりの体験が色濃く、
いやもうそのまま吐き出されたかのようにつづられています
マイナス感情だけでなく、「美ちなる方へ」のように外へ歩き出すような曲もあります
アルバム通して聴くと、人間の辛い部分、フラストレーションを前面に吐き出しながらも、その混沌の中で光をわずかに見出しているようで、そして最後登校するために家を出る曲で終わる、ストーリーテリングともとれる流れになっています

神聖かまってちゃんというアーティストについては語りたいことが沢山ありますし、もっともっと評価されるべきだと思っているので、またなにかnoteにその思いを綴ることが出来ればと思います

それではこの辺で

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