こんな音楽を聴いてました日記【2024年6月】
リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
(シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」は休止中
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら
新譜
MONO NO AWARE「ザ・ビュッフェ」
歌詞がシュールだなぁ、流石の言葉遊び。シュールな中に鋭い社会への視座やメッセージがあったり。
M1やM2、ラップじゃないけど、めちゃ意識して韻踏んどる。
M4は分かりやすく社会に対しての味見。
M6、やはり良い。
ポストパンクやインディーロックの要素と、日本語ロックの折衷に磨きがかかる。彼らのディスコグラフィの中でもかなり好き。歳をとったからかな。
好き→2,3,6,11
Dolphin Hyperspace「What Is My Porpoise?」
Twitterで流れてきたイルカのジャケに吸い寄せられて、休日勤務前に聴く。
M5でルイス・コールが出てきて合点がいく。ゲーム音楽っぽい打ち込みとジャズのキメラ音楽、まさにって感じね。
Bloomsday「Heart of the Artichoke」
Twitterで見かけたので。
IndieFolk Emoだとか、スロウコアだとか分からんけど、ともあれ良い感じ。M3やM5、M9で自分のエモなメロディのツボを押さえられた。
好き→3,5,9
睡眠船「みずのゆくえ - EP」
なんだかスマートなインディーロック。緻密に計算してる感じ。M2のようなくせになるギターフレーズも耳に残る。浮遊感あるドリームポップ(?)M4も良い。すぐ話題に上がりそう。
いよわ「映画、陽だまり、卒業式」
もはやベストアルバムみたいな分量やな…。
いよわ式スタイルの確立からの
M2、メタルっぽい、であっという間に終わった。
楽曲はどれもポップでジャンルも幅広いよね、装飾としてのトラックが歪に組み込まれているわけだけど。「いよわトリビュートアルバム」とか出すならば、ロックバンドやピアノソロやオーケストラなんかでそれぞれ聴いてみたい。
M7のメロディ好き。間奏のエレクトロニカ要素を抽出して聴きたい。
M8かっこええ。そんでM9。流れ強いな。M10の小刻みなトラック気持ち良し。M11、無敵かな。
M12、一昔前のアニソンのようなポップネスにうっとり。
M21なんかだと、いよわ式トラックは控えめにポップな彩り。
合成音声の中でも聴き取りづらい調声も多いが、AI Voiceとかで流暢なのもまた違うか。
好き→1,4,6,7,8,9,10,11,16,17,20,21,23
折坂悠太「呪文」
仕事帰りのチルアウト。
ジャズやらインディーフォークやらその辺りをゆらゆらと。
2周目で歌詞の断片が耳につくようになった?所々メッセージが頭をかすめていく。
好き→2,4
旧譜
andymori「革命」(2011)
アナログ盤出るらしいですよ。
好きだなー!歌が前面に出つつもインディーロックのグッドメロディ。節々にあるフォーク精神(?)あるリリック。東へ南へ。
M6やM8がギターとドラムがはっきり聴こえてくるのは錯覚?
好き→1,2,3,6,8
andymori「光」(2012)
えらくゆったり牧歌的になったな、でもこういうのも好きよ。ロックの衝動やバンドサウンドのソリッドからは離れ、リリックを重心に置いたミドルテンポナンバーが揃う。リコーダーやトランペットも良く馴染む。
M8の知之連呼は印象に残る。
好き→2,4,6,9
andymori「宇宙の果てはこの目の前に」(2013)
ロックバンド
M4やM8のような諦観混じりのリアリスティクな歌詞が好きだ。
後半はまぁあんまだった。
ほぼ年1作アルバムを出してこれで締めとは、とんでもないバンドだったんだな。
好き→2,3,4,8,10
POLYSICS「Now is the time!」(2005)
ついにフルでサブスク解禁!
意味があるような、ないようなシュールさ溢れる歌詞、ニューウェイヴやガレージパンクをよりポップに振り切ったポリの新機軸へ舵を切るアルバム。ピコピコに装飾されて見事にニューウェーヴ!
好き→1,2,3,7,12,13,14
Quivers「Out of Time」(2020)
R.E.M.アルバム丸ごとカバー。
見事にQuiversらしいインディーポップに仕上がっている。Outo of Timeそこまでヘビロテしているわけじゃないから有名なやつ以外原曲どんな感じか忘れちゃった。元のポップセンスが高いゆえに違和感ないカバー。
Drunk Mums「Beer Baby」(2024)
ストレートに軽快なパブロック。MVになっているM1とM6は抜群のキャッチーさ。M1の歌詞は酔っ払いの勇ましいパブロック選言。でもパンクって音源だと迫力1/10くらいになるよね。
阿部芙蓉美「沈黙の恋人」(2012)
M2のストリングスとピアノの盛り上がり方にうっとり
M3、イントロから最高や。8ビートと打ち込み交えアルバムの調子を上げていく。
M8、キラキラしたインディーポップとして良い。
どこか退廃的で、でも前向きなアルバム。ウェスパーボイスに癒される。
好き→1,3,4,6,8
手に入れたCD・レコード等
レコード
V.A.「For KJM EP 02」
V.A.「One Night With Blue Note Volume 4」
家主「石のような自由」
Bloomsday「Heart of the Artichoke」
阿部芙蓉美「沈黙の恋人」
C418「Minecraft, Volume Alpha」
Wang Chung「Mosaic」
CD
Feeder「Yesterday Went Too Soon」
Feeder「Echo Park」
Pohgoh「DU UND ICH」
IDLES「TANGK」
Hans Pucket「No Drama」
超右腕「OBAKE IN TSUSHIMA-NAKA」
観たライブ
「GOTOWN FREAK京都磔磔 2024」
2024年6月1日@京都磔磔
さかいゆう、やばすぎる。なんてパワフルでソウルフルで…。歌も上手いしピアノアレンジも上手いし、才が溢れてる。音源だとエネルギーがナーフされてるやろ…。明らかに生ライブがいい。キーボードとドラムだけでここまでのグルーヴ生まれるのか!?
貴重なセッションが繰り広げられる空間、幸せやね。土岐麻子×西寺郷太、西寺郷太×さかいゆう、さかいゆう×土岐麻子…。普段ライブで流行らない、何なら初めてやるようなナンバーを披露なんて特別空間ですな。3マンライブだが幕間がそんなセッションパートなんで何もない時間がないのも楽しかった。
「Bialystocks Tour 2024」
2024年6月2日@NHK大阪ホール
本編はずっと着席、リラックスできて良かった
ライブ映画のような流れだったな、もしくは演劇。Bialystocks
アレンジパートなど緊張感があった。ラフさより張り詰めた感じがどうしても伝わってきて、観客である自分も何故か体を引き締めて観てしまった。
タイアップ曲や代表曲が後半に畳みかけられ、一層熱が上がる。
アンコールは皆立ち上がり、ライブハウスのような熱狂。
場数も重ねて会場も広くなって今後更に人気を広げていくんだろな。野外フェスとかでも観てみたいな。
「Nagasa Oneman 10 〜スカイブルー、エモーション〜」
梅田バナナホール@2024年6月22日
着席、助かる。(2回目)
初っ端から「蜘蛛の系」でブチ上がったわね。
喉に負担かかる歌い方すぎる。3回くらい喉潰してると思う。本人も自己申告してたし。
その時の気分によって歌う順番変えたり、客も演者もライブを程よく楽しむ雰囲気Good。
アンコール終わって拍手鳴りやまない中客電上がってスタッフが「終演です!」と言ったので引き上げようと席を立ったら、猛スピードで長澤知之がステージに戻ってきて、ダブルアンコールが始まった。明日へのラストライトよかったな。
「OGRE YOU ASSHOLE ”DELAY 2024”」
大阪 味園ユニバース@2024年6月29日
まず場所が良い。正しく昭和レトロな館内と広い地下空間に独特な装飾の数々。初めて来たけど、もっとこの場でライブが観たいって気持ちに。最初で最後の訪問になっちゃうのかなぁ。
カネコアヤノ。(予習あまりしてないからか)カネコアヤノって想像よりかなりシンプルにオルタナに攻めた感じなんだなぁと。その分歌声が入った時の場の支配力が凄い。
オウガは一発目から新曲。ステージの照明がライブの盛り上がりを1.2倍にしていた。ここ!という所でバックのイルミネーションがギラギラ光ってオーディエンスの熱気もUP!の流れは王道で良い。正直観客の7割くらいカネコアヤノ目的だと思ってたから、一曲一曲の盛り上がりにビックリ。大人気バンドOGRE YOU ASSHOLE。
アンコールでバランスが来て、一番好きな曲だったもんでめっちゃ興奮した。アレンジこんなんなんだ。
「GOODLIFE feat.KEN ISHII」
club JOULE@2024年6月29日
先輩に連れられて初めてのクラブ。ドキドキ。
日本人はいかつく見えるけど、結構いた外国人はラフな感じだったおかげで、人目を気にせず楽しく踊れた。
派手すぎず暗すぎずストイックにテクノ
初クラブ体験がKEN ISHIIで良かった。
店員さんも丁寧な接客で、クラブのイメージが一新された。また行きたいな、誰か連れて。
今月の総括
よく聴いたアーティストTOP5
1位:andymori
2位:Pohgoh
3位:Quivers
4位:阿部芙由美
5位:Bloomsday
アルバムレビュー
新譜:5枚
旧譜:7枚
Scrobble
987:曲
146:アーティスト
振り返り
全然ソシャゲをやらなくなったな、と常々。忙しさもそうだけどどこかで糸が切れるように興味がなくなっていった。あと時が同期しないフィクションを見ていてどうも惹かれなくなったというか。高校生の頃とかデレマスとかやってたわけだが、あれは年齢が近かったからどこか親近感があったのかもしれない。学園ものとかアラサーの立場としてはどこか心に距離がある。
音楽に関係することでいえば、若いミュージシャンのライブに全然行ってないんじゃないかということにも気づいた。年長者に安心を感じるのか。でもそれじゃちょっと寂しいのでもっと色んなタイプのライブ現場に足を運んでみます。9月にはKurayamisakaのライブにも行くしね。まだまだ20代。
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